ミュージカル「ボディガード」来日公演が、本日9月13日に東京・東急シアターオーブで開幕。同日、開幕を前にフォトコールが実施されたほか、「ボディガード」日本キャスト版に出演する
フォトコールでは、本編より3曲が披露された。まずはレイチェル・マロン役のアレクサンドラ・バークとアンサンブルたちが、きらびやかな衣装を纏って「I'M EVERY WOMAN」を華やかに歌い踊り、客席を一気に盛り上げる。続く「I HAVE NOTHING」では、Wキャストでレイチェルを演じるジェンリー・シャローが情感たっぷりの歌声で会場を包んだ。最後は再びアレクサンドラ演じるレイチェルが姿を現し、「I WILL ALWAYS LOVE YOU」をパワフルに歌唱する。キャストたちの熱いパフォーマンスに、来場者からは大きな拍手が送られた。
続くレッドカーペットイベントでは、一般来場者も見守る中でまずALSOKの新型警備ロボット・REBORG-Zがレッドカーペットの安全を確認し、場内を和ませる。その後、出演者よりレイチェル役のアレクサンドラとジェンリー、フランク役のブノワ・マレシャル、そしてオフィシャルサポーターの
LiLiCoは一緒にレッドカーペットを歩いてきた黒いスーツにサングラス姿の男性2人を、「見ればわかりますよね、ボディガードたちです」と紹介。今公演の一部日程には、“ボディガード付きチケット”が用意されていることに触れ、「スペシャルな体験をしたい方はぜひチェックを!」と呼びかけた。
次に盛装した柚希、新妻、大谷が颯爽と姿を現すと、来場者たちからは感嘆のため息が漏れる。日本キャスト版に向け、宝塚歌劇団で男役を務めていた柚希は「私がボディガード役だと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりと(大谷演じるフランクに)守っていただきます(笑)。たくさん歌を稽古して、自分なりのレイチェルに挑みたい」と意気込みを述べた。
初めて購入した洋楽のサウンドトラックが「ボディガード」だったと言う新妻は、「音楽ファンとしても演劇ファンとしても、初日がすごく楽しみでした。昔から心の中にずっとあったメロディを聞けるのがうれしい」と顔をほころばせる。大谷は柚希がイギリスで本作を観劇していることに触れ、「イギリス版のお話を聞いていたので、実際に観られるのが楽しみ」と期待を寄せる。さらに大谷は、日本キャスト版で共演する柚希と新妻に「お二人をしっかり守れたら」と視線を送った。
このほかレッドカーペットイベントには、ミュージカル「ボディガード」英国ツアーのプロデューサーであるマイケル・ハリソンとデヴィッド・イアン、レジデント・ディレクターのトレイシー・レーン、劇中でレイチェルの息子を演じるカレブ・ウィリアムスとジェシー・オーニアが出席。また通販マンのベガス味岡も30秒で本公演をPRし、会場を沸かせた。
本作は、1992年にアメリカで製作された映画「ボディガード」を原作とする舞台作品。ミュージカル版は2012年にイギリスで初演され、今回が初来日となる。上演時間は休憩20分を含む2時間20分を予定。公演は10月6日まで東急シアターオーブ、10月11日から20日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて行われる。
ミュージカル「ボディガード」来日公演
2019年9月13日(金)~10月6日(日)
東京都 東急シアターオーブ
2019年10月11日(金)~20日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール
原作:ローレンス・カスダン作 ワーナー・ブラザーズ映画「ボディガード」
脚本:アレクサンダー・ディネラリス
演出:テア・シャロック
出演:アレクサンドラ・バーク(Wキャスト) / ジェンリー・シャロー(Wキャスト)、ブノワ・マレシャル ほか
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