タテヨコ企画の短編集「谷繁」が東京、大阪、静岡で

タテヨコ企画「谷繁」が、8月から10月にかけて東京、大阪、静岡で上演される。

横田修が作・演出を手がける本公演では、不条理な表題作「谷繁」を含む短編集が披露される。上演にあたり、横田は「私・横田が、全くの妄想でもって未知の世界をでっちあげます。まるで落語を聴く時のように、その妄想の世界で生きる歓びや自分とよく似通った性癖・心情を見出しながら、他人の人生の機微を覗いてみてください」と観客に呼びかけた。

公演は8月26日から9月1日まで東京・sancha teatretto、13日から15日まで大阪・IKSALON 表現者工房、10月12・13日に静岡・白子ノ劇場で行われる。

横田修コメント

二回目の短篇集です。よく言われることですが、都会に生きる私たちは、隣人や、その街で暮らす人達をよく知りません。知らないほうが楽だとか、いろいろ理由は挙げられると思いますが、もしも足を踏み入れてしまったら、どんな未知の世界が待っているのでしょう……都会に生きる多くの人たちと同様、極力そういう世界にタッチしないように生きる私・横田が、全くの妄想でもって未知の世界をでっちあげます。
まるで落語を聴く時のように、その妄想の世界で生きる歓びや自分とよく似通った性癖・心情を見出しながら、他人の人生の機微を覗いてみてください。