桑原裕子「命のメッセージを感じて」、KAKUTA「ねこはしる」ツアー公演が開幕

KAKUTA「とびだす童話『ねこはしる』」ツアー公演が、本日8月8日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペースでの上演を皮切りに開幕する。

「ねこはしる」は、工藤直子による同名童話をもとに、桑原裕子が構成・脚色・演出を手がける作品。2003年の初演から音楽朗読劇として上演されてきた本作は、音楽に扇谷研人、“うた”に花れんを迎えて「とびだす童話」として昨年リメイクされ、今回はその再演となる。劇中では、池の魚と友達になった子猫・ランの物語が描かれ、客席も含めた劇場全体を野原に見立てる、臨場感のある演出が見どころだ。

開幕に際して、桑原は「KAKUTAのとびだす童話は、お子さんはもちろん、年齢を問わず広い世代のお客さんに楽しんでいただける作品です。『ねこはしる』のいきものたちと共に、笑い、愉しんで、かけがえのない命のメッセージを感じてください」とコメントしている。

上演時間は約1時間30分。愛知・豊橋公演は8月9日まで行われ、そのあと福井公演が12日、愛知・春日井公演が18日、大阪公演が24日、宮崎公演が9月7日・8日に行われる。