京本にとってミュージカル初主演作となる「HARUTO」は、昨年2018年に上演されたミュージカル「恋する▽ヴァンパイア」のスピンオフ。ヴァンパイア族のハルト(京本)は、理事長である父親から、内気な性格を直すためハイスクールに入るよう命じられる。ハルトは授業の課題で出かけた森の中で、美しい女性・リセ(
演出を担当するのは、「恋する▽ヴァンパイア」を手がけた
ゲネプロ後の囲み取材には、京本、能條、
昨年12月に乃木坂46を卒業したばかりの能條は、本作が卒業後2作目の舞台出演。「ヒロイン役は初めて。女の子らしさを求められることが今まであまりなかったので新鮮です。“女の子”をまっとうします」と笑顔を見せ、「今回がラブシーン初挑戦」と口にする。京本も「僕も初めてなので、最初の稽古では振付師さんに『観てるほうがこっ恥ずかしくなる』と言われるくらいギクシャクしてまして……」と報道陣の笑いを誘い、「まあでも、徐々にね」「うん」「ここから、さらに、もっともっと、ね」「うん」と隣に立つ能條と真顔で頷き合った。
リセの婚約者でオオカミ族の若きリーダー・エリック役を演じる三浦は、「彼とライバルなんて荷が重いなと思いました」と京本の肩をバシバシ叩きつつ、「でも、歌以外の芝居の部分では張り合えないとダメだなと、がんばったつもりです」と京本に視線を送る。また、アクションシーン満載の本作で殺陣に初挑戦したことについて、三浦が「めっちゃ目を見て、呼吸を合わせてますよね。一種のラブシーンがこちらでも始まってる」と京本へ投げかけると、京本は「そう。戦ってるようで、つながってるから(笑)」と答えた。
最後に京本が、「僕がキュンとすることやセクシーなことやると、ファンの方は笑うんです。だからこれを機に、『俺もカッコいいんだぜ』『俺も恋愛対象になれるんだぜ』と売り出していきたい」と抱負を語ると、記者から京本へ、“キュンとする”内容で会見を締めるようオーダーが入った。京本は「マジか!!」と激しく動揺しながら、「……どうか首筋を開けて待っててください」とコメントし、会場を静まり返らせる。この報道陣の反応を受け、京本は「恋愛系やめます! ずっとヘタレ役でいいです!」と肩を落とすも、周りの励ましを受け、改めて「世界中の女性の皆さん、首筋開けとけよ」と色っぽい声でメッセージを送り、会見を締めくくった。
上演時間は約1時間40分。東京公演は3月13日まで行われ、16日には大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演される。
※「恋する▽ヴァンパイア」の▽はハートマークが正式表記。
ミュージカル「HARUTO」
2019年3月7日(木)~13日(水)
東京都 品川プリンスホテル クラブeX
2019年3月16日(土)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
脚本:
演出:
出演:
関連記事
京本大我のほかの記事
リンク
- ミュージカル「HARUTO/ハルト」オフィシャルホームページ | チケット情報やキャスト紹介など
- ミュージカル「HARUTO」 (@mu_lovevampire) | Twitter
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
LIM編集部 @lesmisquarti30
【公演 / 会見レポート】京本大我主演ミュージカル「HARUTO」開幕、世界中の女性へ「首筋開けとけよ」 - ステージナタリー https://t.co/njpMTvG8KX