「オフシアター歌舞伎」が、5月11日から17日まで東京・寺田倉庫 G1-5F、22日から29日まで東京・新宿FACEで上演される。
脚本・演出を
同作には赤堀のほか、
さらに荒川は「今回は歌舞伎にチャレンジです! はたしてどうなりますか……」とコメントし、赤堀は「ガイドの必要もなく、弁当を食べる暇もなく、手を伸ばせば役者に触れられるような、ヘタをすれば中村獅童の汗が、荒川良々の唾が、中村壱太郎の匂いが降りかかってくるような至近距離で、生々しい、生臭い芝居を披露したい」と意気込みを語った。チケットは4月6日に発売予定。
中村獅童コメント
昭和という時代に触れたアングラ芝居、オフ・ブロードウェイの劇場で獅子の毛を振った20代の体験。
それらが、「女殺油地獄」の与兵衛を12年前に初めて演じた時から抱いていた“ある思い”に結びつき、赤堀雅秋さんとの出会いによって実現する日が訪れました。
現代に通じるこの放蕩息子の物語を、赤堀さんの演出で、繁華街にある倉庫のような小さい空間で上演したら、まるで実際の事件を目撃しているようなリアルさになるだろう。
歌舞伎のアナログにこだわりながらも、現代を象徴するデジタルな世界との対比も見せていきたい……。
今、さまざまな思いが駆け巡っています。
中村壱太郎コメント
今回、今までにない新たなコンセプトの歌舞伎公演に挑むにあたって、今とてもワクワクしております。
「女殺油地獄」はこれまでにお吉と妹のおかちの役で出演したことのある演目ではありますが、この度は初めてご一緒させていただく赤堀雅秋さんの演出、荒川良々さんと共演させていただく中で、新たなお吉像を創り出していきたいです。
また獅童のお兄さんとは久しぶりに共演させていただけることがとても嬉しく、お兄さんがオフシアター歌舞伎で産み出されたい事に全力で一緒に向かっていきたく思っております。
荒川良々コメント
チャレンジすることが何よりも好きです。
友達からはチャレンジ君と呼ばれる事もしばしばあります。
今回は歌舞伎にチャレンジです!
はたしてどうなりますか……
赤堀雅秋コメント
新しいものを作ろうと意気込んでいるわけではない。芸術的な志向もない。
ただただ観に来ていただいたお客さんの心を揺り動かすものが作りたい。
ガイドの必要もなく、弁当を食べる暇もなく、手を伸ばせば役者に触れられるような、ヘタをすれば中村獅童の汗が、荒川良々の唾が、中村壱太郎の匂いが降りかかってくるような至近距離で、生々しい、生臭い芝居を披露したい。
女殺油地獄。三百年経っても我々は何も変わっていない。
「オフシアター歌舞伎」
2019年5月11日(土)~17日(金)
東京都 寺田倉庫 G1-5F
2019年5月22日(水)~29日(水)
東京都 新宿FACE
原作:近松門左衛門作「女殺油地獄」より
脚本・演出・出演:
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