鹿児島の演劇集団非常口が初の東京公演、人魚の鱗を祀る島を描く「鱗の宿」

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演劇集団非常口「鱗の宿」が、11月15日から18日まで東京・こまばアゴラ劇場で上演される。

演劇集団非常口 第19回公演「鱗の宿」チラシ(おしゃれバージョン)表

演劇集団非常口 第19回公演「鱗の宿」チラシ(おしゃれバージョン)表

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演劇集団非常口は、2001年に旗揚げされ、鹿児島・伊佐市を拠点に活動する団体。今回は昨年17年に初演され、北海道戯曲賞の最終候補にノミネートされた「鱗の宿」で初の東京公演を行う。

童話作家の石渡哲司は、人魚の鱗を祀った“お人魚堂”がある小さな島・鱗島に、失踪同然で移り住んだ。“鱗祭り”を翌日に控えたある夏の日、石渡の妻・美枝子が島を訪れ……。

代表を務める島田佳代は東京公演に向け、「こまばアゴラ劇場で自分たちが創ってきた演劇がどう受け止められるのか、受け止めてもらえるのか、楽しみで、そして怖いです。怖いけれど、今がきっと挑戦するべき時だと思うのです。17年間の活動を信じて、挑みます」と意気込みを語った。

なお本作の鹿児島公演は、11月23・24日に鹿児島・伊佐市文化会館にて行われる。

島田佳代コメント

初めまして。
鹿児島県伊佐市で活動しております、演劇集団非常口です。2001年に劇団を創り、今日まで地域のみなさまに応援していただきながら、この町で仕事をしながら、演劇活動を続けてきました。町でひとつの劇団ということもあって温かい目で観ていただけることも多く、人にも環境にも大変恵まれています。今回、初めて九州を飛び出してみることにしました。温かさから離れ、自分たちのことを全く知らないお客様にも作品を観ていただきたいと思いました。こまばアゴラ劇場で自分たちが創ってきた演劇がどう受け止められるのか、受け止めてもらえるのか、楽しみで、そして怖いです。怖いけれど、今がきっと挑戦するべき時だと思うのです。17年間の活動を信じて、挑みます。

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演劇集団非常口 第19回公演「鱗の宿」

2018年11月15日(木)~18日(日)
東京都 こまばアゴラ劇場

2018年11月23日(金・祝)・24日(土)
鹿児島県 伊佐市文化会館

作・演出:島田佳代
出演:友枝憲一、石神朋子、西元麻子、中岡美由喜、平愛、西和博

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