tetsutaro produce「クジラの歌」が、昨日8月22日に東京・Geki地下Libertyで開幕。これに先がけて同日、公開ゲネプロと囲み取材が行われた。
本作は
舞台はシージャックを受けた船の中。犯行グループの男は、“とある目的”を持った乗客たちに向け、「沖縄の海へ行って俺たちと一緒にクジラの歌を聞こう」と語りかけ……。キャストには新里のほか、
ゲネプロ後に行われた囲み取材には主演の金井、ヒロイン役を演じる飛鳥、そして演出・出演の新里が登壇。金井は本作を「とてもエネルギーのある作品」と表現しつつ、「僕たちが全力を出せたら、お客様にメッセージを受け取っていただけると信じてやっております」と挨拶する。続く飛鳥は「初めて台本を読んだときから、『早く本番が来ないかな』と言っていました。毎公演、新鮮な気持ちで演じられたら」と意気込みを語った。
新里はゲネプロを終えた心境について「まずはホッとしておりますが、全18公演、ケガだけはしないように全力疾走できたら」と述べ、作品については「えのもと演出の初演と再演があり、いつか自分でも演出してみたいと思っていました。今回、若いキャストさんたちと新しく作り上げることで、自分自身、改めて気が付くこともありましたし、観客の皆さんに命について何か感じてもらえると思います」と感慨を語る。そして金井と飛鳥に対して「魅力がありすぎてびっくり。新しいものを毎日見せてくれる2人です」と賞賛を送った。
記者から稽古中に苦労したことを尋ねられた飛鳥が「アドリブのシーンが毎回面白くて」と話すと、金井は「普通に笑ってるもんね(笑)」と明かし、記者たちの笑いを誘う。役作りを振り返り「全部苦労しました」と語る金井は「ギターと歌も初めてで、挑戦することが多い。新里さんはドSで、僕は1回も(舞台上から)はけられないので、そこはつらいです(笑)」と新里に視線を送りつつ、笑顔でコメントした。
金井は「僕はこの作品が大好きで、これまで役者をやってきた集大成かつ、自分の中でターニングポイントになる作品だと思っています。(主演という)責任もありますので、命がけで臨みます」と気合い十分な様子。
飛鳥は「今年の夏は、この作品に賭けてきました。自分自身も世界観を楽しみながら、お客様に気持ちを伝えたい。この作品を観て、救われる人がいたらうれしいです」と期待を込める。最後に新里は「18公演全部が成長に繋がって、観た方々が『明日、楽しいことができる』と思えるような作品にしたいです」と取材を締めくくった。公演は9月2日まで。
tetsutaro produceVol.4「クジラの歌」
2018年8月22日(水)~9月2日(日)
東京都 Geki地下Liberty
脚本:
演出:
出演:
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- tetsutaro produce (@tetsuproduce) | Twitter
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