ドラマ「薄桜鬼」放送直前SPで崎山つばさら「ドラマに背を向けたら、斬る！」

「『WOWOWオリジナルドラマ 薄桜鬼』放送直前スペシャル生配信」が、昨日1月7日に実施された。

「薄桜鬼」は、テレビアニメ、劇場版アニメ、舞台、ミュージカル、コミックなど、さまざまなメディアミックス展開が行われてきた女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。「薄桜鬼」を原作とした実写ドラマ「WOWOWオリジナルドラマ 薄桜鬼」は、7日23:30からWOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信された。

その放送直前スペシャル生配信には、土方歳三役の崎山つばさ、雪村千鶴役の若柳琴子、斎藤一役の矢野聖人、沖田総司役の金井成大が登場。4人はまず、自身の役に対する思いを述べる。新選組を束ねる“鬼の副長”土方歳三役の崎山は「たくさんの方々に愛されている作品なので、うれしさもあったけれど、プレッシャーを感じる方が大きかった」と話し、役へのアプローチとして司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んだことを明かした。

新選組三番組組長・斎藤一役の矢野は「斎藤一として接してもらえるように、現場ではほとんどしゃべらなかった」と話し、崎山は普段の矢野とのギャップに驚いたという。

新選組一番組組長・沖田総司役の金井は「まさか沖田総司を演じることが出来るとは思わなかった。色黒の自分で大丈夫？と不安もあったけれど、沖田総司の皮肉屋的要素は自分にも当てはまるものだった」と役への共感を述べた。

新選組に身を置くことになる少女・雪村千鶴役の若柳は「多くの皆さんに愛されている作品なのでプレッシャーも大きかったけれど、新選組の皆さんを愛するという気持ちを大切にして挑みました」と笑顔を見せた。

また、近藤勇役の田中幸太朗、風間千景役の伊万里有からのビデオレターや、ドラマ出演者へのアンケートなども披露され、トークは和やかに進行。最後に崎山が「いよいよ今夜から放送スタートです！ 十何年と愛されてきた『薄桜鬼』と、百年以上愛されてきた新選組という物語を本気で作りました。新選組の生き様を見てほしい」とあいさつし、作中のセリフになぞらえ「ドラマに背を向けたら、斬る！」と全員で抜刀ポーズを取って配信を締めくくった。

ステージナタリーでは「WOWOWオリジナルドラマ 薄桜鬼」放送に向け、乙女ゲーム好きで知られるお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気のインタビューを掲載している。