宮部純子が描き出す現代口語演劇の果て「サルサ踊る田端、真ん中」

宮部企画「サルサ踊る田端、真ん中」が、昨日6月15日に東京・アトリエ春風舎で開幕した。

本作は、五反田団 / 無隣館の宮部純子が作・演出を手がける自主企画公演の第2弾。劇中では、とある職場を舞台に、現代口語演劇の手法と歌とダンスを取り入れた愛憎劇が展開。川隅奈保子演じる田端さんが、サルサを踊る。

開幕に際し宮部は、「いい人ってなんだろうってこの稽古をしながら考えました。いろんないい人がいっぱい出ます」と本作を紹介し、「最高に緻密な現代口語演劇ができました」と手応えを明かしている。

上演時間は約75分。公演は18日まで。なお本日16日15:00開演回には映画監督の沖田修一、16日18:00開演回には歌人の枡野浩一、18日14:00開演回には城山羊の会の山内ケンジが、アフタートークにゲスト出演する。

宮部純子コメント

みやべです。
とてもとても眠いです。
なんかブラック企業ってこういうものなんだって
身をもってわかりました。私が社長です。すみません。

いい人ってなんだろうってこの稽古をしながら考えました。
いろんないい人がいっぱい出ます。

川隅さん扮する田端さんはじめ
11人の出演者みな、とても魅力的です
最高に緻密な現代口語演劇ができました。

青年団本体の本公演、なんとか盛衰史？の公演期間の裏でがんばってます。

どうぞよろしくどうぞ。