5月5日に、KAAT×サンプル「グッド・デス・バイブレーション考」が開幕した。
本作は、深沢七郎の「楢山節考」の“姥捨て”に想を得て書き下ろされた、
初日を終えて松井は、12年ぶりの舞台出演となる
上演時間は休憩なし、約2時間。公演は15日まで、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオにて。
松井周コメント
初日が開けて、幕が開けてみないと分からないような、お客さんの視点でどういうイメージが広がるかが少し分かって、俳優やスタッフも作品のイメージを、より共有できたと思います。戸川さんは存在感を発揮してくださって、期待していた以上のものを持っている方です。今回は老人役なんですけど、それを越えていく部分を自在に演じてくださって、それはびっくりしました。この作品をみて、大前提として、もう自由にみていただきたいです。今までより分かりやすかったり、ポップであったり、ベタだったりするかもしれません。ただ、テーマは重いかもしれません。基本的には「姥捨て」の話なので。人間はどんな環境でもしぶとく生きていくんだろうか?とか、シリアスな状況でもユーモアや笑いを見つけて生きていけるのだろうか?というのを考えてもらったり、感じてもらえれば、と思っています。今回は「人間が共生していく」ということを求めて作りました。こういう奇妙な形の家族がいましたよ、というのが印象に残ればと思います。
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KAAT×サンプル「グッド・デス・バイブレーション考」
2018年5月5日(土・祝)~15日(火)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ
作・演出:
出演:
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