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サンプル再始動!近未来の家族を軸に“現代版 楢山節考”を書き下ろし

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KAAT×サンプル「グッド・デス・バイブレーション考」ビジュアル(Graphic design:Kei Uchida、Illustration:Ai Teramoto)

KAAT×サンプル「グッド・デス・バイブレーション考」ビジュアル(Graphic design:Kei Uchida、Illustration:Ai Teramoto)

KAAT×サンプル「グッド・デス・バイブレーション考」が5月中旬に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオにて上演されることが本日2月7日に発表された。

本作は、深沢七郎の「楢山節考」から想を得て、サンプル松井周が書き下ろす“現代版「楢山節考」”。昨年2017年に劇団としての活動を終えたサンプルが、松井のソロユニットとして再始動する、最初の公演となる。

上演に向けて松井は「今回の作品は深沢七郎さんの『楢山節考』をヒントに、時代に流されているのか、それとも抗っているのか『変態』し続けようとする、近未来の家族の物語を描きます。役立たずと言われようとも、普通じゃなくてもヘラヘラ笑ってしぶとく生きるための方法ってないもんかなあ。そんなことを考えています」とコメントしている。出演には戸川純のほか、野津あおい稲継美保板橋駿谷、そして松井が名を連ねた。公演の詳細は続報を待とう。

松井周コメント

~こころのコスプレをもとめて~

サンプル、またはじまります。
サンプルは松井周一人のユニットに「変態」しました。
が、「変態」はユニット名ではありません。
ちょっとそれだと名刺がつくりにくいです。「変態代表 松井周」とか。
いろいろな人にそう思われているようなのでここで誤解をときたいと思います。
サンプルはサンプルです。

僕にとってサンプルはライフワークです。
誰でも近づいてみれば少しばかり「変」なはず。
「変」にフタしても見てみないフリをしても、忘れたフリをしてみても
漏れてしまうものなので、きっとそれが個性で愛嬌なんだと思って
そんな人間たちを集合させてみたのがサンプルの作品です。
完璧じゃない人間の、もしかしたら人間もどきのサンプルたち。

個人で活動する機会もふえてきましたが
どうしてもサンプルという名前を捨てることができません。
それはきっと僕がサンプルを一つの場所だと思っているからです。
公演やワークショップ、雑誌、集いなど、形はどうあれ
これからもちょっと「変」な誰かと出会う場所であり続けたいと思っています。
ちょっと「変」な誰かと出会ってしまうことは、自分の中の変化の芽を育てます。
自分の中の「他人」を見つけると言ってもいいかもしれません。

その場所では誰もが普段の肩書や役割を脱いだり
いつもと違う自分になったりできるのです。
こころのコスプレを始められる場所。
それがサンプルの目指す「変態」です。

さて、今回の作品は深沢七郎さんの「楢山節考」をヒントに、
時代に流されているのか、それとも抗っているのか
「変態」し続けようとする、近未来の家族の物語を描きます。
役立たずと言われようとも、普通じゃなくても
ヘラヘラ笑ってしぶとく生きるための方法ってないもんかなあ。
そんなことを考えています。

どうぞこれからもよろしくお願いします。

KAAT×サンプル「グッド・デス・バイブレーション考」

2018年5月5日(土・祝)~15日(火)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ

作・演出:松井周
出演:戸川純野津あおい稲継美保板橋駿谷椎橋綾那、松井周

※初出時より公演日程と出演者を追記しました。

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