Q「地底妖精」バージョンアップ再演、市原佐都子「やっと、納得の、私なりの」

Q「地底妖精」が、4月20日に東京・早稲田小劇場どらま館で開幕した。

市原佐都子が劇作を手がけ、現代美術家の高田冬彦と共同演出する「地底妖精」は、モグラのマッサージ師と暮らす“地底妖精”の物語。市原がより自由に制作を行うQのアナザーライン・こqの公演として昨年2017年6月に初演され、今回バージョンアップして再演される。出演には青年団の永山由里恵、シンクロ少女の中田麦平が名を連ねた。

市原は「再集合した高田さん、俳優の永山さん中田さん、またあらたに加わった頼もしいスタッフ陣と意見を交換しながら創作はすすみ、初演よりもさらにおもしろい作品となっているはずです」と創作を振り返りながら、「やっと、納得の、私なりの、にんげんとにんげんとが抱きしめ合う作品ができたと思っています」と手応えを語っている。

上演時間は休憩なしの約110分。公演は本日23日まで。

市原佐都子コメント

再集合した高田さん、俳優の永山さん中田さん、またあらたに加わった頼もしいスタッフ陣と意見を交換しながら創作はすすみ、初演よりもさらにおもしろい作品となっているはずです。どれだけスマートに、恥ずかしくならないように、と考えすぎて、スマートにはならず、もっと恥ずかしく、そうやって、様々な手続きを踏み、やっと、納得の、私なりの、にんげんとにんげんとが抱きしめ合う作品ができたと思っています。