北九州の生活文化を垣間見る、ブルーエゴナクの短編上演がスタート

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ブルーエゴナク×スタヂオタンガ レパートリー公演」が、3月23日に福岡・北九州の旦過市場内にあるスタヂオタンガにて開幕した。

「ブルーエゴナク×スタヂオタンガ レパートリー公演 Vol.2&3」より。

「ブルーエゴナク×スタヂオタンガ レパートリー公演 Vol.2&3」より。

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「ブルーエゴナク×スタヂオタンガ レパートリー公演 Vol.2&3」より。

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「お芝居で北九州の生活文化を垣間見る」をテーマとした本企画では、旦過市場の店舗への取材をもとに制作された約20分の短編作品を上演。演目には、昨年2017年6月に上演された「記念の歌」のほか、飛ぶ劇場の泊篤志が脚本を手がけた新作「ぶいぶいくじら、どこ食べる」、演劇関係いすと校舎の守田慎之介脚本による新作「ひとりとひとりと、ときどきもうひとり。」の計3本がラインナップされた。

「ブルーエゴナク×スタヂオタンガ レパートリー公演 Vol.2&3」より。

「ブルーエゴナク×スタヂオタンガ レパートリー公演 Vol.2&3」より。[拡大]

開幕に際し、3作品の演出を担当するブルーエゴナク穴迫信一は「いつか変わってしまうこの街の一片である今回の作品が、観客の皆様にとって『生活を思う』ような時間になれば幸いです」と観客に呼びかけている。残りの8ステージは3月30・31日に実施。

穴迫信一コメント

旦過市場は全国的にも歴史のある市場です。幾度も再整備の計画が持ち上がるほどの年季で、その危うさ・しぶとさが旦過の魅力だと感じます。
新しく生まれた二作品は、どちらもありのままの旦過市場を描いていて、そこには「生活」の地道さが現れます。
何気ない日常には大きなドラマこそないけれど、それでも人は生きて、仕事をし、ご飯を食べて、何だかを考え、誰かを思ったりするのです。
いつか変わってしまうこの街の一片である今回の作品が、観客の皆様にとって「生活を思う」ような時間になれば幸いです。

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「ブルーエゴナク×スタヂオタンガ レパートリー公演 Vol.2&3」

2018年3月23日(金)・24日(土)、30日(金)・31日(土)
福岡県 スタヂオタンガ

短編シリーズ Vol.2「ぶいぶいくじら、どこ食べる」

作:泊篤志
取材協力:かじはら鯨
構成・演出:穴迫信一
出演:木村健二

短編シリーズ Vol.3「ひとりとひとりと、ときどきもうひとり。」

作:守田慎之介
取材協力:戸根食肉
構成・演出:穴迫信一
出演:高木政則、吉田砂織

短編シリーズ Vol.1 レパートリー上演「記念の歌」

作・演出:穴迫信一
出演:中川裕可里

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えりお @ELLIo_T

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