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明日開幕「ラ・カージュ」鹿賀と見つめ合う市村「愛し合ってるんですから」

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「ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち」囲み取材より、左から鹿賀丈史、市村正親。

「ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち」囲み取材より、左から鹿賀丈史、市村正親。

「ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち」が明日3月9日に東京・日生劇場で開幕。これに先駆け本日8日に同劇場にて囲み取材が行われた。

本作は、ゲイクラブの経営者ジョルジュと、看板スターのザザことアルバンを中心としたミュージカルコメディ。2008年からジョルジュ役を鹿賀丈史、アルバン役を市村正親が務め、コンビ誕生10周年となる今回は、15年版に続いて演出を山田和也が手がける。出演者には鹿賀、市村のほか、木村達成愛原実花真島茂樹新納慎也香寿たつき今井清隆森公美子らが名を連ねた。

囲み取材には衣装を身に着けた鹿賀と市村が出席。約3年ぶりとなるお互いの扮装姿について感想を尋ねられると、鹿賀は「相変わらず綺麗だなと。よく化けるな(笑)」と市村に視線を送る。市村は「もうしんどい、お化粧するのが。みんなに『化け物』って言われるんじゃないかと思ったけど、大丈夫?」と役になりきって答え、記者たちの笑いを誘った。また市村が「ほんとにいい声。参っちゃう。昔と変わんないわ……」と鹿賀に寄りかかると、鹿賀は「もうずっとその線で行くのね? 今日は」と苦笑いを漏らした。

鹿賀は初日に向けて「準備は万端ですけど、ナンバーもセリフも踊りも多くて中身が濃い。全身全霊で一生懸命やっています」と意気込みを語った。また市村については「いっちゃんはまたパワーアップしている。どこからその力が湧き出るのかわからないんですけど、日頃のトレーニングですかね。尊敬します」と感心した様子で述べる。さらに「公演期間中は夫婦みたいなもんだね」と言う鹿賀は「芝居をしていて安心できる。球を投げればちゃんと答えが返ってきます。新鮮で面白いですし、いい関係です。そういう相手役さんはなかなかいらっしゃらないですね」と、市村に厚い信頼を寄せた。

市村は、劇団四季時代から約45年の交流がある鹿賀について「丈史は二十代前半の頃から知っていますけど、当時はこんなに見つめ合って芝居するなんて考えられなかった」と話す。続けて、「この作品(のジョルジュとアルバンの設定)では20年付き合った仲。(実際に)45年間付き合いがあるのは僕にとって本当に強みですね」と語り、絆の強さをうかがわせた。また「結婚会見のように見つめ合っていらっしゃいますね」とインタビュアーに指摘されると、市村は「しょうがないわよね。愛し合ってるんですから!」と茶目っ気たっぷりに微笑み、会見場の笑いを誘った。

最後に鹿賀が「『ラ・カージュ・オ・フォール』、この2人を中心に仲良くやっています。ぜひご覧になってください」と挨拶。市村も朗らかに「お待ちしてまーす」と報道陣に手を振り、取材は終了した。

本作は3月9日から31日まで東京・日生劇場、4月7・8日に福岡・久留米シティプラザ、4月13日から15日まで静岡・静岡市清水文化会館、4月20日から22日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールで上演される。

「ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち」

2018年3月9日(金)~31日(土)
東京都 日生劇場

2018年4月7日(土)・8日(日)
福岡県 久留米シティプラザ

2018年4月13日(金)~15日(日)
静岡県 静岡市清水文化会館(マリナート)

2018年4月20日(金)~22日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

原作:ジャン・ポワレ
脚本:ハーベイ・ファイアスティン
作詞・作曲:ジェリー・ハーマン
翻訳:丹野郁弓
訳詞:岩谷時子、滝弘太郎、青井陽治
演出:山田和也
オリジナル振付:スコット・サーモン

キャスト

ジョルジュ:鹿賀丈史
アルバン(ザザ):市村正親

ジャン・ミッシェル:木村達成
アンヌ:愛原実花
ハンナ:真島茂樹
シャンタル:新納慎也
ジャクリーヌ:香寿たつき
ダンドン議員:今井清隆
ダンドン夫人:森公美子

花井貴佑介、林アキラ、日比野啓一、園山晴子 / 大塚雅夫、美濃良、富山忠、附田政信、佐々木誠、白石拓也、高木裕和、土器屋利行、福山健介、榎本成志、松谷嵐丸山泰右、森山純、渡辺崇人、井戸陽平、提箸一平、精進一輝、下道純一、高橋桂、多岐川装子、浅野実奈子、首藤萌美

※高橋桂の「高」ははしごだかが正式表記。

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