劇作家・演出家の福田善之が93歳で死去、代表作に「真田風雲録」ほか

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劇作家・演出家の福田善之が、8月21日15:10に肺炎のため神奈川県川崎市高津区の高齢者施設で死去したと共同通信が報じた。93歳だった。

福田は1931年、東京都生まれ。本名は鴻巣泰三。東京大学出身。1960年代に演劇界の旗手として活躍し、能楽師で演出家の観世栄夫らと活動した。60年安保闘争を真田十勇士の闘いに重ねて書いた「真田風雲録」、自由民権運動を題材にした「オッペケペ」などが話題に。「真田風雲録」はラジオやテレビでドラマ化され、映画化もされた。1970年代以降、ミュージカルの作・演出、商業演劇の演出などを幅広く手がけたほか、NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」の脚本を担当。1993年に「壁の中の妖精」の作・演出をはじめとする功績が評価され、第28回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞し、2001年に紫綬褒章を受章した。そのほか、日本演出者協会で理事長を務めた経験もある。

葬儀は近親者で行われ、後日、お別れの会が実施される予定だ。

(情報提供:共同通信)

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