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ミュージカル「ウテナ」開幕、能條愛未「パワーアップしたものを皆さんに」

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ミュージカル「少女革命ウテナ~白き薔薇のつぼみ~」ゲネプロの様子。

ミュージカル「少女革命ウテナ~白き薔薇のつぼみ~」ゲネプロの様子。

ミュージカル「少女革命ウテナ~白き薔薇のつぼみ~」が、本日3月8日に東京・CBGKシブゲキ!!で開幕。これに先駆けて囲み取材とゲネプロが行われた。

「少女革命ウテナ~白き薔薇のつぼみ~」は、王子様に憧れる男装の少女・天上ウテナが姫宮アンシーと学園で出会い、“薔薇の花嫁”を巡って生徒会メンバーと戦う姿を描いた物語。テレビアニメ版の放送20周年を記念して制作される今回のミュージカルでは、アニメ版を手がけた幾原邦彦がスーパーバイザーを務め、吉谷光太郎が脚本・演出を担当する。

キャストには天上ウテナ役の能條愛未乃木坂46)、姫宮アンシー役の山内優花、桐生冬芽役の戸谷公人、西園寺莢一役の横井翔二郎、有栖川樹璃役の立道梨緒奈、薫幹役の大崎捺希、桐生七実役の鈴木亜里紗、篠原若葉役の竹内夢らが名を連ねた。

舞台はウテナの親友・若葉が、思いを寄せる西園寺にラブレターを送るシーンからスタート。そのラブレターは西園寺によって捨てられ、学園の掲示板に張り出されてしまう。そんな仕打ちを受けた若葉の姿を見て、ウテナは仇を取ろうと西園寺が所属する生徒会に乗り込む。

ウテナが決闘の場に行くと、アンシーが真っ赤なドレスに身を包んだ姿で現れた。ウテナは、アンシーが“薔薇の花嫁”と呼ばれる存在で、彼女と“エンゲージ”した者は“世界を革命する力”を手に入れられることを知る。アンシーを思うウテナは、生徒会メンバーに戦いを挑み……。

劇中ではアニメ版でもおなじみの“影絵少女”たちが登場するほか、キャストによるアニメ版の挿入歌「絶対運命黙示録」の歌唱が披露された。

囲み取材には、能條、山内、戸谷、横井、立道、大崎が登壇。能條は本作の見どころについて「『ウテナ』にはかかせない決闘シーンです。それぞれが守りたいものだったり、貫きたいものだったりのために全力で戦う姿は、この舞台で一番の見どころなんじゃないかなと思います。また個性的なキャラクターばかりなので観ていて飽きないと思います」と語る。

山内は「アニメやマンガのすごく美しい世界観を、照明だったり音響だったり、キャストの役作りだったり、すべてのところで表現しようと意識したので注目してほしいです」とアピール。戸谷は「ラストシーンは超派手になってるので楽しみにしていてください」と呼びかけた。

大崎は稽古を振り返り「稽古がすごく楽しくて。今日より明日、いいものを作っていこうという気合いに満ち溢れたいいカンパニーだと思います」と述べる。立道も大崎に同意し「稽古場の空気がよくって、みんなが高め合う感じなんです。自分が出てないシーンでも何かいい案があったら出すような、助け合いのある稽古場でした」と回想した。横井は「いい現場だったんですけど……。稽古初日、山内さんに自己紹介しないまま、アンシーをしばくシーンに入ってしまったんです。だからだいぶ長い間、怖い人だと思われてたそうで(笑)。それを乗り越えて、みんなで仲良くやってこれたのがよかったかなと思います」とエピソードを明かし、記者たちの笑いを誘った。

最後に能條は「20年前のアニメということで、当時よりパワーアップしたものを皆さんに届けられたらいいなと思います。キャスト一同、千秋楽まで『ウテナ』を全力で盛り上げていき、私も座長としてこの物語を引っ張っていけるよう全力でがんばりたいと思います」と宣言し、会見を締めくくった。上演時間は休憩なしの約2時間。公演は3月18日まで。

ミュージカル「少女革命ウテナ~白き薔薇のつぼみ~」

2018年3月8日(木)~18日(日)
東京都 CBGKシブゲキ!!

原作:ビーパパス
スーパーバイザー:幾原邦彦
脚本・演出:吉谷光太郎

キャスト

天上ウテナ:能條愛未乃木坂46
姫宮アンシー:山内優花

桐生冬芽:戸谷公人
西園寺莢一:横井翔二郎
有栖川樹璃:立道梨緒奈
薫幹:大崎捺希
桐生七実:鈴木亜里紗
篠原若葉:竹内夢

影絵少女A子:熊田愛里
影絵少女B子:NENE
冬芽・幼少期:池田謙信
西園寺・幼少期:山内涼平

(c)ビーパパス・さいとうちほ/小学館・少革委員会・テレビ東京 (c)ミュージカル「少女革命ウテナ」製作委員会

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