尾上右近がピュリツァー賞受賞作でモルヒネ中毒の青年役に、演出はG2

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尾上右近が主演を務める「ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル~スプーン一杯の水、それは一歩を踏み出すための人生のレシピ~」が、7月から東京ほかで上演される。

尾上右近

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キアラ・アレグリア・ヒュディスが手がけた本作は、2012年にピュリツァー賞を受賞した戯曲。日本初演となる今回はG2が翻訳と演出を手がけ、イラク戦争での負傷をきっかけにモルヒネ中毒になった主人公の青年エリオットを右近が演じる。ほかキャストについては続報を待とう。

本格的な翻訳現代劇の舞台に初挑戦する右近は出演に際し、「エリオットは僕と歳も近く、共感出来る部分も沢山あります。今の僕だからこそのエリオットを創り上げたいと思っています。皆様、是非劇場に足をお運びください!」とコメントを寄せた。本作は7月6日から23日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演されたのち、地方公演が行われる。

G2コメント

清元宗家の生まれにして、歌舞伎役者との二足の草鞋を履き、そして今度はピューリッツァー受賞の現代劇に挑戦。このとてつもない意欲は素晴らしい。猿之助さんの代役を堂々と勤めていた姿も印象的。伸び盛りの二十代が挑む作品は、作者ヒュディス女史が35才の時に書いた文字通りみずみずしい戯曲。イラン戦争で負傷したと元兵士いう全く異文化の役や世界と、どう取り組むか楽しみです。今回もぐっと伸びて頂こうと思います。

尾上右近コメント

ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル。この作品が僕にとって初現代劇出演となったこと、とても光栄に思い、そして歓喜しています。初めての経験が重なりますが、演出家のG2さんを信じて、そして自分を信じて、ぶつかる壁をも打ち砕くつもりでぶつかっていきたいと思います! エリオットは僕と歳も近く、共感出来る部分も沢山あります。今の僕だからこそのエリオットを創り上げたいと思っています。皆様、是非劇場に足をお運びください!

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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「ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル~スプーン一杯の水、それは一歩を踏み出すための人生のレシピ~」

2018年7月6日(金)~23日(月)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
ほか

作:キアラ・アレグリア・ヒュディス
翻訳・演出:G2
出演:尾上右近 ほか

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Mariko K Gleason @kamimari

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