1つの監禁事件を軸に2組の親子描く、ヒカリノオト「さよなら、サンカク」

ヒカリノオト「さよなら、サンカク」が、3月30日から4月1日まで福岡・リノベーションミュージアム冷泉荘で上演される。

昨年2017年に旗揚げされた、福岡を拠点に活動する演劇団体・ヒカリノオト。新作「さよなら、サンカク」は、1つの監禁事件を軸にした、2組の親子によるヒューマンドラマだ。15歳から21歳まで少女が監禁されていた部屋の窓は、ダンボールで投げやりに塞がれ三角形になっていて……。

一方では、少女が監禁されている部屋で日常生活を送る親子の物語が展開し、もう一方では監禁から自由となった娘と、その娘と向き合う母の姿が描かれる。