勘太郎と長三郎も飛び入り参加、博多座「二月花形歌舞伎」出演者が豆まき

本日2日3日に、福岡・櫛田神社にて豆まき神事が行われ、中村勘九郎、中村七之助、坂東新悟、中村扇雀が参加した。

勘九郎、七之助、新悟、扇雀は、昨日2日に福岡・博多座で開幕した「二月花形歌舞伎」に出演中。その公演の無事と成功を本殿にて祈願した後、4人は特設舞台に上がった。

まず勘九郎が「5年ぶりに豆まきに参加できるということで楽しみにしてまいりました。皆様も楽しんで豆を取ってください」と挨拶すると、七之助が「5年ぶりに博多座に帰ってくることができ、すごくうれしく思います。皆さんに届くよう豆をまきますので、豆を取って幸せをつかみ取って帰ってください」と続ける。また新悟が「豆まきは、鬼は外、福は内と豆をまくわけでございますが、私たちにとって今月の“内”は博多座です。たくさんのお客様に来ていただけるようがんばりますので、皆様、豆を持って博多座にお越しください」と述べ、扇雀が「昨日から博多座、始まりました。少数精鋭で一所懸命がんばっております。今日は皆さんたくさんの福を持って帰ってください」と呼びかけた。

そこへ、勘九郎の息子である中村勘太郎と中村長三郎も飛び入り参加して、2人が力いっぱい豆をまく姿に参拝客からは歓声が上がった。「二月花形歌舞伎」は2月25日まで。