平泳ぎ本店が(劇)ヤリナゲの書き下ろしを上演、9回裏ツーアウト満塁「ボーク」

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平泳ぎ本店「ボーク」が、2月16日から19日まで東京・早稲田小劇場どらま館で上演される。

平泳ぎ本店 第4回公演「ボーク」チラシ

平泳ぎ本店 第4回公演「ボーク」チラシ

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松本一歩率いる平泳ぎ本店が、(劇)ヤリナゲ越寛生の書き下ろしで第4回公演を行う。舞台は3点差の9回裏2アウト満塁。打席にはプロ野球選手、自殺志願者、痴漢とさまざまな人々がすれ違っていき……。タイトルの「ボーク」は、野球においては反則行為の1つを表す言葉だ。

上演に向け越は「演劇にボークがあったら、平泳ぎ本店はボーク連発なんじゃないかと思います」とコメント。松本は「言葉でもって言葉を超えるような、わからないけどわかるような、そんな変てこなシーンをいくつも見られたらと思います」と意気込みを語っている。

松本一歩コメント

松本一歩

松本一歩[拡大]

(劇)ヤリナゲの越さんの作品には普段の何気ない私たちの日常のデッサンそのものみたいなどこまでもナチュラルなシーンがあるかと思うと、デウスエクスマキナ的に力づくで展開していくゴリゴリの嘘でしかないシーンがあり、気がつくといつの間にか詩的でただただリリカルな瞬間を迎えていたりします。総じて作品全体の挙動が不審ではあるものの、とても”演劇っぽい”ドライブ感があり、それがたまらなく魅力的だなと思います。
今回はそんな越さんのテクストに「テキレジ・カットなし」でしみじみ向き合い、上演します。言葉でもって言葉を超えるような、わからないけどわかるような、そんな変てこなシーンをいくつも見られたらと思います。

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平泳ぎ本店 第4回公演「ボーク」

2018年2月16日(金)~19日(月)
東京都 早稲田小劇場どらま館

作:越寛生
出演:小川哲也、宍倉直門、松本一歩、丸山雄也

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