劇想からまわりえっちゃん10周年でリバイバル上演「1・2・3ショットマンレイ」

劇想からまわりえっちゃん「尊厳の仕草は弔いの朝に～1・2・3ショットマンレイ～」が、3月14日から18日まで東京・花まる学習会王子小劇場にて上演される。

本作は2012年に「おうさか学生演劇祭Vol.5」で最優秀劇団賞を受賞した「激情版 1・2・3 ショットマンレイ」を大幅に改変して上演する、同劇団初のリバイバル公演。初演時にはマンガ「1・2・3ショットマンレイ」の世界を展開する「3秒間の覚悟編」と、このマンガの作者で親友だった光の突然の死に主人公が向き合い、前へと進むさまを描いた「変わる真編」が前後編として上演されたが、今回は1つの物語にリメイクされる。

東京・花まる学習会王子小劇場の佐藤佐吉演劇賞で優秀作品賞を2年連続で受賞し、同劇場が主催する「佐藤佐吉大演劇祭2018in北区」に招致される本作。出演者には劇団メンバーに加え、ピヨピヨレボリューションのmacoやアマヤドリの中野智恵梨などが名を連ねている。

青沼リョウスケコメント

僕達は今年十周年です。この作品は当時、大阪から東京の学生演劇祭で初めて賞を頂き劇団を続ける分岐点になりました。また僕の友人が亡くなった事を刻み付けて描いたお話でもあります。彼の5回忌である今年もう一度この作品を上演する事を決めました。忘れたくない。