篠田千明「ZOO」がTPAMで上演、展示されたヒトをヒトが紹介

篠田千明が演出を手がける「ZOO」が、2月15日から18日まで東京・北千住アートセンターにて上演される。

チリの劇作家であるマヌエラ・インファンテの戯曲を原作とした本作。会場内には“会場全体をガイドするヒト”2人と、柵で囲われた場所に“ヘッドマウントディスプレイを装着したヒト”1人が配置される。ガイド役のキャストは、ヒトの身体的な特徴を説明し、“動くヒト”、“他人を真似するヒト”、“コミュニケーションを取り合うヒト”などを紹介していく。

出演者には範宙遊泳の福原冠、増田美佳、Yamuna Bambi Valenta、竹田靖が名を連ね、アートディレクターを範宙遊泳のたかくらかずき、VRディレクターをゴッドスコーピオンが担当する。本作は2016年に「KYOTO EXPERIMENT 2016」で初演され、今回は「TPAM - 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2018」の公募プログラム・TPAMフリンジに参加する。