小池博史ブリッジプロジェクト、居場所を追われた人々描く「2030世界漂流」

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小池博史ブリッジプロジェクト「2030世界漂流」が、2018年2月3日から12日まで東京・吉祥寺シアターで上演される。

小池博史ブリッジプロジェクト「2030世界漂流」チラシ表

小池博史ブリッジプロジェクト「2030世界漂流」チラシ表

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パフォーミングアーツカンパニー、パパ・タラフマラ解散後に小池博史が立ち上げた、国内外の人・文化・社会などあらゆるベクトルをつなぐ新しいプラットホームの形成を目指す、小池博史ブリッジプロジェクト。今作では2030年という近未来を舞台に、居場所を追われ漂流する世界の民を描き、“今”に警鐘を鳴らす。

出演者にはシルク・ドゥ・ソレイユでクラウンを演じたフィリップ・エマールや、インドの若手女優ムーンムーン・シンのほか、オペラ歌手、ダンサー、俳優など多彩な13名が名を連ね、舞台上では雅楽演奏家でサックス奏者の太田豊や、ラッパー、ジャンベ奏者の下町兄弟などが生演奏で参加する。浜井弘治の衣装、飯名尚人の映像とのコラボレーションにも注目だ。

小池博史コメント

12年後、2030年はすぐ。だが時に時代は激烈に動く。今の世界の実情が私たちの実情にならない保証はどこにもなく、私たちは 現実に足元をすくわれつつどう生きればいいか、探らなければならなくなる。 世界は流動化し亡命者、難民はもとより、心の行き場を失う人々も増え続けよう。 日本と同時に世界を見つめる視点が誰にも必要になった。希望はどこにあるか、それを見つめたい。

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小池博史ブリッジプロジェクト「2030世界漂流」

2018年2月3日(土)~12日(月・祝)
東京都 吉祥寺シアター

演出・脚本・振付・構成:小池博史
作曲:太田豊、下町兄弟
出演・振付:フィリップ・エマール、ムーンムーン・シン、荒木亜矢子、谷口界、吉澤慎吾(「吉」はつちよしが正式表記)、青木賢治、甲斐美奈寿、日下麻彩、佐久間文恵、野瀬山瑞希、平多理恵子、福島梓、森ようこ
演奏:下町兄弟(ジャンベ・パーカッション)、太田豊(横笛・サックス)、祭美和(ボイス)

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下町兄弟 / BANANA ICE @BANANA_ICE_

「2030世界漂流」作・演出 : #小池博史 #吉祥寺シアター 音楽家として参加します。https://t.co/xtY6eNnr3P

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