東京セレソンデラックスが2007年に発表した「あいあい傘」が、タクフェス第6弾として2018年秋に復活。また同時に映画化されることも明らかになった。
舞台版の作・演出および映画版の監督・脚本を手がけるのは、2012年に解散した東京セレソンデラックスの主宰を務め、現在はタクフェスの主宰として活動する
宅間は、2007年の初演時から小説、映画化の話があったと明かし、「10年間、大事に大事に大事に育んでもらった映画『あいあい傘』。10年分の万感の想いを以って、キャスト・スタッフが一丸となって撮影に臨みました」とコメント。また舞台版については、「焦らしに焦らした、実に11年ぶりの再演では、笑いも泣きも映画に負けじとパワーアップバージョンでお届け致します!!」と意気込みを語った。
劇中では、父と娘の再会を描いた物語が展開。25年前に失踪した父親・六郎を探して恋園町へやって来た娘の高島さつき。しかし六郎にはすでに新しい家族がいて……。キャストなど作品の詳細については続報を待とう。
なおタクフェス第5弾「ひみつ」は、明日10月19日に鹿児島・鹿児島市民文化ホールで開幕する公演を皮切りに、10月から12月にかけて全国各地で上演される。
宅間孝行コメント
「あいあい傘」を上演した10年前。
「この作品の小説を作り、そして映画にしたい!」とオファーをいただきました。
作品を大事にしてくれるんだ、と思いました。本当に嬉しかった。
しかし、それから何もなく9年が経ちました。「あいあい傘」はこのままお蔵入りになるんだな…と思った頃です。
「納得のいく小説が出来ました。映画化に本格的に取り組みます。ついては映画の監督・脚本もお願いしたいです。」
何だよ! 何だよ! 何だよ、この嬉しすぎる連絡は!
10年間、大事に大事に大事に育んでもらった映画「あいあい傘」。
10年分の万感の想いを以って、キャスト・スタッフが一丸となって撮影に臨みました。
映画の公開に当たる2018年秋の「タクフェス」で、舞台「あいあい傘」も復活を遂げようという話が持ち上がりました。まさか、映画と舞台を同時に公開します!って、日頃からエンターテイメントはお祭り騒ぎと自負している私にとってこんな最高の展開はありません。焦らしに焦らした、実に11年ぶりの再演では、笑いも泣きも映画に負けじとパワーアップバージョンでお届け致します!!
2018年の秋は「あいあい傘」祭りで彩りたいと意気込んでおります。
みなさま、どうぞお誘い合わせの上、映画館と劇場をハシゴして頂けたら幸いに存じます。
僕が感じたこの嬉しさと喜びが、映画版・舞台版「あいあい傘」を来年観てくれるあなたに届きますように。
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