ペヤンヌマキ×安藤玉恵 生誕40周年記念
本公演は、同い年のペヤンヌと安藤が、節目の年に公演を行なう、“生誕○周年記念ブス会”の第1弾。今回は谷崎潤一郎の「痴人の愛」の舞台を現代に置き換え、登場人物の性別を男女逆転させて、新たな作品として立ち上げる。
仕事人間で40歳独身女性の“私”は、美しい少年“ナオミ”と同棲を始めるが……。今年2017年7月にはリーディング公演も行っており、それを踏まえての本公演となる。上演に向けてペヤンヌは「これまでのブス会の作品にない新しいものができる予感がひしひしとしています」と意気込みを語り、安藤も「もう、こうなったらペヤンヌと共に狂っていくしかないと思ってます」と決意を述べている。チケットは10月14日に一般販売を開始。なお12月9日はブス会の過去作品「お母さんが一緒」「女のみち 2012再演」を上映する。
安藤玉恵コメント
7月のリーディング公演が終わってしばらく、ナオミに会いたくて仕方なかったんです。譲治さんと洋子(私)、どちらが「ヤバイ」んだろ? いよいよ稽古が始まります。もう、こうなったらペヤンヌと共に狂っていくしかないと思ってます。
福本雄樹コメント
ペヤンヌさん、安藤さんの40歳記念公演ということと、谷崎潤一郎の「痴人の愛」を題材にするということで沢山の方が注目されている中、これまで数多くの女優さんが演じてきた「ナオミ」を男の僕が演じるのはプレッシャーが大きかったですが、7月の朗読公演を終え、今は12月の本公演がとても良い作品に仕上がる予感がしています。ペヤンヌさん、そして安藤さん、山岸さんと楽しみながら、しっかりと作品に向き合っていきたいと思います。
山岸門人コメント
ペヤンヌさんと玉恵さんの生誕40周年という、記念すべき公演に参加できて、静かに興奮しております。とても美しい作品になるんじゃないかと想像しています。良い緊張感を持って、稽古に臨み、作品に貢献できるよう、執着を持って、役と向き合いたいと思っています。12月アゴラでお待ちしてます!
ペヤンヌマキ コメント
本公演に先立ち、去る7月に同作品のリーディング公演を行いました。初の試みです。リーディングのテキストを書くに当たり、原作『痴人の愛』から大好きな谷崎さんの言葉をお借りしつつ、私自身の言葉を加えて行く作業は、なんだか谷崎さんとセックスしているような妙な心持ちを覚えました。これから更に時間をかけてこの作品を深め、12月にアゴラ劇場で上演できることの贅沢さ、これまでのブス会の作品にない新しいものができる予感がひしひしとしています。更に深化した12月アゴラ劇場での本公演にぜひご期待ください。
ペヤンヌマキ×安藤玉恵 生誕40周記念*ブス会「男女逆転版・痴人の愛」
2017年12月8日(金)~19日(火)
東京都 こまばアゴラ劇場
脚本・演出:
出演:
チェロ演奏:浅井智佳子
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