ソフィア・コッポラ演出、オペラ「椿姫」全国で上映

ソフィア・コッポラが演出したジュゼッペ・ヴェルディによるオペラ「椿姫」が、10月6日よりTOHOシネマズ 日本橋で2週間限定上映され、その後全国にて順次公開される。

これは2016年5月よりイタリア・ローマ歌劇場で行われた公演を映像化したもの。コッポラは本作でオペラの演出に初挑戦し、ファッションデザイナーのヴァレンティノ・ガラヴァーニが衣装、クリストファー・ノーランの作品に多数参加してきたネイサン・クロウリーが舞台美術を手がけた。指揮は、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団のアソシエイト・コンダクターを務めたヤデル・ビニャミーニが担当している。

パリの社交界に生きる娼婦のヴィオレッタ役をフランチェスカ・ドット、アルフレード役をアントニオ・ポーリ、ジェルモン役をロベルト・フロンターリが演じる。なお本作は2018年9月に来日する、「オペラ・フェスティバル」に演目にラインナップされている。