おおのの♪新作は、老作家と金魚の“同棲”描く室生犀星の「蜜のあわれ」が原案

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おおのの♪「先生と赤い金魚」が5月24日から28日まで、東京・シアター711にて上演される。

「先生と赤い金魚」チラシ表

「先生と赤い金魚」チラシ表

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おおのの♪とは、花組芝居演出部に所属する大野裕明が脚本・演出を務める創作ユニット。2008年に「世界の中心で、朔太郎を叫ぶ」で旗揚げし、萩原朔太郎、太宰治、小泉八雲、平塚らいてうといった明治以降の作家の半生と作品をかけ合わせた「文豪シリーズ」を展開している。

新作の「先生と赤い金魚」では、あるときは赤い金魚、あるときは女性として描かれる金魚と、老作家の会話で構築される犀星の小説「蜜のあわれ」を原案とした、不思議な世界が描かれる。花組芝居の看板役者の1人、桂憲一も出演する本作、さまざまな演出家の元で助手を務めた大野の手腕に大いに期待したい。

※初出時、本文中に一部誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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おおのの♪「先生と赤い金魚」

2017年5月24日(水)~28日(日)
東京都 シアター711

原案:室生犀星「蜜のあわれ
脚本・演出:大野裕明
出演:桂憲一、川西佑佳、陰山真寿美、山下亜矢香、三村萌緒、難波なう、原愛絵、押田健史

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ナナ @ananasnanas

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