元・乃木坂46深川麻衣が高校生の真理子役！北村薫「スキップ」全キャスト発表

「スキップ」の全キャストが発表され、元・乃木坂46の深川麻衣が出演することが明らかになった。

北村薫の人気小説を原作に、キャラメルボックスの成井豊が脚本・演出を手がける本作。高校2年生の一ノ瀬真理子は、うたた寝から目を覚ますと、夫と娘がいる高校教師になっていて……。深川は高校生の真理子役を演じる。また真理子の娘・美也子役は、キャラメルボックスの木村玲衣、真理子に思いを寄せる新田役に碓井将大がキャスティングされたほか、柿喰う客の深谷由梨香、長濱慎、範宙遊泳の熊川ふみ、キャラメルボックスの原田樹里の出演も明らかになった。

本作は2004年に初演されており、今回が13年ぶりの上演となる。上演にあたり原作者の北村薫は「もう一度観たいと願っていました。夢がかなって本当にうれしいです」とコメント。また大人になった真理子役の霧矢大夢は「自分なりの真理子像を作っていきたい」と意気込みを語り、深川も「大きな役で、個人的にはもの凄く緊張しているのですが、みなさんと力を合わせて、毎日の稽古を励んでいきたい」と思いを述べている。

北村薫コメント

前回の公演は新聞の劇評でも絶賛されました。しかし、世評以上に、観客の方々が舞台にぐいぐいと引き込まれ心をふるわせていたことが記憶にあざやかです。
もう一度観たいと願っていました。夢がかなって本当にうれしいです。

霧矢大夢コメント

この作品は、ある日、高校生だった真理子が、目覚めると突然大人になっている。しかも高校教師という立場になっている、というストーリー。気が付くと主人がいるし、娘もいる。見た目は大人なんだけど、中身は17歳。その現実を自分なりに受け入れて、健気に、ピュアに、その状況に立ち向かっていく。そんな一生懸命な真理子を表現したいなと思っています。演出の成井さんとも初めてですし、キャラメルボックスのエネルギッシュなお芝居に影響を受けて、自分なりの真理子像を作っていきたいと思います。

深川麻衣コメント

今回の舞台「スキップ」では、主人公の一ノ瀬真理子役を、霧矢大夢さんと一人二役ではなく、二人一役で演じさせて頂くということで、どんな風になるのかとても楽しみにしています。稽古はこれからですが、脚本を読ませて頂いて、面白くなること間違いないと確信しています。大きな役で、個人的にはも の凄く緊張しているのですが、みなさんと力を合わせて、毎日の稽古を励んでいきたいと思います。ぜひぜひ観に来てください。