文化庁芸術祭、演劇部門で庭劇団ペニノ&木ノ下裕一ら受賞

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平成28年度(第71回)文化庁芸術祭における受賞者が発表された。

演劇部門の大賞を獲得したのは、観世流能楽師の梅若万三郎。松竹株式会社とタニノクロウ率いる庭劇団ペニノが優秀賞を受賞し、新人賞には木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一が選出された。舞踊部門の大賞は該当者なし。優秀賞を後藤早知子、花柳園喜輔、地主薫バレエ団、若柳吟采が獲得し、大沼由紀、きたまりが新人賞を受賞した。

1946年以来、毎年秋に開催されている文化庁芸術祭は、芸術の創造、発展を図ることを目的とした芸術の祭典。演劇、音楽、舞踊、大衆芸能、テレビ・ドラマ、テレビ・ドキュメンタリー、ラジオ、レコードの8部門から優れた成果を上げた公演および作品が選出され、優秀作品には芸術祭大賞、芸術祭優秀賞、芸術祭新人賞が贈与される。

平成28年度(第71回)文化庁芸術祭

演劇部門

大賞

梅若万三郎(橘香会 能「朝長」における演技)

優秀賞

松竹株式会社(芸術祭十月大歌舞伎「熊谷陣屋」の舞台成果)
庭劇団ペニノ(「地獄谷温泉無明ノ宿」の成果)

新人賞

木ノ下裕一木ノ下歌舞伎「勧進帳」の成果)

舞踊部門

大賞

該当なし

優秀賞

後藤早知子(「スライス・オブ・ライフ」の成果)
花柳園喜輔(拓の会別会「園喜輔創る躍る 変化舞踊の魅力」の成果)
地主薫バレエ団(2016年 地主薫バレエ団公演「人魚姫」プロローグ付き 全3幕の成果)
若柳吟采(「若柳吟采リサイタル」の成果)

新人賞

大沼由紀(「Espontanea IV ~フラメンコ、自然発生的な~」の成果)
きたまり(きたまり・KIKIKIKIKIKI 新作公演「夜の歌」Aプログラムの成果)

※Espontaneaのaは、アクサン付きが正式表記。

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中西理@演劇舞踊評論 @simokitazawa

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