英太郎が81歳で逝去、新派唯一の女方として芸の向上と存続に勤め

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英太郎が、11月11日に虚血性心不全で逝去した。81歳だった。

英太郎

英太郎

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英は1935年10月22日、新潟県生まれ。1952年に劇団新派の女方だった初代の英太郎に弟子入りし、1973年に出演した「假名屋小梅」の小梅役で二代目を襲名した。新派唯一の女方として芸の向上と存続に勤め、1984年には松尾芸能賞演劇特別賞、菊田一夫演劇賞、1986年には芸術祭賞を受賞している。

最後の舞台出演となったのは、9月25日まで上演されていた「九月新派特別公演」でのおよし役だった。通夜、告別式は家族葬で行われ、お別れ会が後日開かれる。

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