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市川海老蔵主演、博多座「石川五右衛門」初日ゲストに山田純大&前野朋哉

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博多座十一月花形歌舞伎「石川五右衛門」が、11月3日に福岡・博多座で開幕した。

2015年1月に東京・新橋演舞場にて上演された本作。市川海老蔵が、マンガ「金田一少年の事件簿」「神の雫」などの原作者である樹林伸よりストーリーを得て、大泥棒・五右衛門と秀吉が父子だったという新解釈で、壮大な冒険譚を披露する。

出演は海老蔵に加え、中村獅童、市川右近、片岡孝太郎。天下の大泥棒である五右衛門(市川海老蔵)は、豊臣秀吉(市川右近)が寵愛する茶々(片岡孝太郎)と恋に落ち一子をもうけるが、茶々は悪逆非道のワンハン(中村獅童)に連れ去られてしまう。果たして五右衛門の運命は……。

公演初日には、海老蔵が主演を務めるドラマ「石川五右衛門」より、山田純大前野朋哉がゲストとして登場。出演を終えた山田は「すごい楽しかったです。なかなかない、いい経験でした」と語り、前野は「緊張しすぎてほとんど記憶がないです。歌舞伎の流れを崩さないように、ヘマしちゃいけないっていう思いでした。でもお客さんがすごく笑ってくれたので安心しました。よかったです」とコメント。一方海老蔵は「2人との共演はすごく楽しかったです。真面目にお芝居をしていますが、ずっと横目で2人をみながら笑っていました」と心境を明かした。公演は11月25日まで。

市川海老蔵コメント

2人との共演はすごく楽しかったです。真面目にお芝居をしていますが、ずっと横目で2人をみながら笑っていました(笑)。ドラマの放送と舞台の公演は時期がかぶっていますが、最初からメディアミックスということを考えて作っていました。博多座で舞台の「石川五右衛門」の公演があって、テレビで連続ドラマが放送され、同時に両方楽しんでいただける画期的な試みです。百助とか金蔵とか舞台にもドラマと同じ登場人物がいて、原作も樹林伸さんで、ドラマと舞台両方楽しめるような感じになっています。もっとどんどん見たいね。週1回の放送じゃ物足りないです(笑)。

山田純大コメント

すごい楽しかったです。なかなかない、いい経験でした。舞台では緊張していたんですが、幕が落ちてでてくるところまで海老蔵さんが「緊張するからね」と煽ってきました(笑)。歌舞伎の舞台はテレビドラマと全然違って台本も稽古の前日の夜に来て、覚えたんですけど稽古で変更になったりどんどん変わっていくのが大変でした。舞台上での動きや歌舞伎の抑揚などを考えながらやると台詞がおろそかになるし、どちらか気をつけるとどっちか飛んでしまうような苦労がありました。今回、またこのチームで一緒にできてよかったです。

前野朋哉コメント

舞台に関しては緊張しすぎてほとんど記憶がないです。歌舞伎の流れを崩さないように、ヘマしちゃいけないっていう思いでした。でもお客さんがすごく笑ってくれたので安心しました。よかったです。歌舞伎「石川五右衛門」は本当にエンターテインメント!という感じで。きらびやかだし、見栄えも華やかで。あと、音楽もかっこいいし。ドラマとのメディアミックスに関しては、「ここまで歌舞伎ってやっていいんだ!」と思いました。お堅いイメージがあるけど、自由度が高くて、驚きましたね。
また、金蔵の役を別の方がやるというのも新鮮でした。舞台の金蔵役の市川猿弥さんが踊れるし、とてもチャーミングで…! 羨ましいです。猿弥さん、僕はサモ・ハン・キンポーに近い気がしました。色気もあるし。

博多座十一月花形歌舞伎「石川五右衛門」

2016年11月3日(木・祝)~25日(金)
福岡県 博多座

作:樹林伸
脚本:川崎哲男、松岡亮
演出・振付:藤間勘十郎
出演:市川海老蔵中村獅童、市川右近、片岡孝太郎

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