佃典彦「ぬけがら」をロイ・シートウが映画化、「信じられない気持ち」

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昨日10月26日、第29回東京国際映画祭コンペティション部門出品作「シェッド・スキン・パパ」の記者会見が東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われた。

「シェッド・スキン・パパ」 会見の様子。

「シェッド・スキン・パパ」 会見の様子。

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佃典彦

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本作は、2005年に初演されたB級遊撃隊・佃典彦の戯曲「ぬけがら」をもとにしたヒューマンコメディ。挫折した映画監督の男と、“脱皮”して若返っていく父の交流をユーモラスに描く。

会見には監督のロイ・シートウ、キャストのフランシス・ンルイス・クー、ジェシー・リー、ジャッキー・チョイ、原作者の佃が出席した。映画化について佃は「信じられない気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せる。また「ロイとは3つ違いで、血はつながってないけれど“ブラザー”という感じで感慨深いですね」と語った。

ロイ・シートウも「僕も、(佃と)初めて会ったときに兄弟のような感じがしました」と頷く。戯曲の翻訳については「映画化にあたり、佃さんといろんなお話をしました。実は脚本の初稿は佃さんが手がけてくれたんですよ」と明かした。

最後に映画の感想を求められた佃は「実は、まだ観ていないんです……」と告白して観客を驚かせ、「このあと初めて観るのでとても楽しみにしています」と期待をふくらませた。

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読者の反応

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吉村公佑 @yoshimurakousuk

【劇団B級遊撃隊情報】
『ぬけがら』映画について、ステージナタリーさんでもとりあげていただいております。
『シェッドスキンパパ』原作・脚本 佃典彦 監督・脚本 ロイ・シートウ
https://t.co/sXjXov5IyA

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