乾電池「ただの自転車屋」、ナイロン「パン屋文六の思案」が2本立てオンエア

東京乾電池「ただの自転車屋」と「パン屋文六の思案」が、9月4日の深夜24:00からNHK BSプレミアムにて2本立てで放送される。

「ただの自転車屋」は、柄本明演じる自転車修理屋とベンガル扮する脚本家、綾田俊樹演じる映画監督が離島を舞台に繰り広げるブラックコメディ。劇団東京乾電池創立40周年記念本公演として今年6月に東京・本多劇場で上演され、柄本、ベンガル、綾田のオリジナルメンバー3人が2012年本公演「誰か、月光 恐怖・ハト男」以来の共演を果たした。脚本を北村想、演出を柄本が担当。

番組の後半では、2014年に上演されたナイロン100℃の「パン屋文六の思案～続・岸田國士一幕劇コレクション～」がアンコール放送される。本作は、実直なパン屋一家に予期せぬ出来事が次々と襲いかかる「麺麭屋文六の思案」をはじめ、岸田國士の戯曲7本をケラリーノ・サンドロヴィッチ（以下KERA）がコラージュした短編オムニバスだ。なおKERAは、本作と「三人姉妹」の成果を受けて、第40回菊田一夫演劇賞を受賞している。