柄本明・西本竜樹「今は昔、栄養映画館」の旅を追うドキュメンタリー映画、朗読劇とのセット公演も

劇団東京乾電池の柄本明と西本竜樹による朗読劇「今は昔、栄養映画館」が全国22館のミニシアターを巡業した旅を追う、ドキュメンタリー映画「今は昔、栄養映画館の旅」が完成した。これを記念し、3月に東京のミニシアター3館で、映画上映、および朗読劇上演と映画上映をセットにした特別企画公演が開催される。

「今は昔、栄養映画館」は、1983年に初演された竹内銃一郎による不条理劇。劇中では、自称映画監督と自称助監督が映画完成セレモニーの開始を待つ姿が描かれる。現在は劇団東京乾電池の拠点である東京・アトリエ乾電池にて、柄本と西本のコンビで上演が重ねられている。

今回完成した映画は、今年5月に敢行された劇団東京乾電池 映画館の旅 朗読劇「今は昔、栄養映画館」の様子を収めたもの。この企画は、2人が本作を「本当の映画館で上演したい」という思いから実施したもの。一行はスタッフと共にワゴン車1台で移動し、全国22館のミニシアターを巡り計24回の上演を行った。監督・撮影・編集を竹田正明が担当。

3月の特別企画公演は、東京・新文芸坐、東京・シネマヴェーラ渋谷、東京・早稲田松竹にて実施される。上映は約2時間、朗読劇の上演時間は約1時間10分。

特別企画公演（朗読劇＆映画上映セット）と東京ロードショー

特別企画公演（朗読劇＆映画上映セット）

開催日時・場所

2026年3月14日（土）
東京都 新文芸坐

2026年3月20日（金・祝）
東京都 シネマヴェーラ渋谷

2026年3月28日（土） ※予定
東京都 早稲田松竹

映画上映のみ

開催日時・場所

2026年3月15日（日）～19日（木）
東京都 新文芸坐

2026年3月29日（日）～4月3日（金） ※予定
東京都 早稲田松竹

朗読劇「今は昔、栄養映画館」

作：竹内銃一郎
演出：柄本明
出演：柄本明、西本竜樹