第21回日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞した「畳と巡礼」が、9月10・11日に広島・JMSアステールプラザ 多目的スタジオにて上演される。
「畳と巡礼」は、広島で演劇活動を続ける象千誠(ぞうちせい)による戯曲。かつては造船業で栄え、今は寂れてしまった瀬戸内の港町を舞台に、失踪した父をめぐる家族の物語が描かれる。
このたび、同作品が地元のキャスト・スタッフを迎え、象が結成したユニット・対岸ビバークにより初上演。演出は、出演者でもある象が担当する。なお戯曲賞の選考経過は、賞の公式サイトにて公開されている。審査員の土田英生と佃典彦に「面白い会話の背後にこれは日本の戦争の歴史を語る深みを抱えている」と評された本作の上演を目撃してみては。
対岸ビバーク「畳と巡礼」
2016年9月10日(土)・11日(日)
広島県 JMSアステールプラザ 多目的スタジオ
作・演出:象千誠
出演:藤井友紀、山川愛美、山田明奈、砂田倫子、象千誠、上岡久美子、池田典弘、中川綾子、宮地綾、竹野弘識
リンク
- Facebook |『畳と巡礼』
- 公益財団法人 広島市文化財団 アステールプラザ
- Japan Playwrights Association - 選考経過
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おはぎ @hagitatami
新人戯曲賞受賞作、象千誠「畳と巡礼」を地元・広島の対岸ビバークが初上演! https://t.co/eEAYguHNye