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「明治東亰恋伽」橋本祥平、荒木宏文ら意気込む「めいこいを愛している方に」

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歌劇「明治東亰恋伽~朧月の黒き猫~」ゲネプロより。左から青木志穏演じる綾月芽衣、橋本祥平演じる菱田春草。

歌劇「明治東亰恋伽~朧月の黒き猫~」ゲネプロより。左から青木志穏演じる綾月芽衣、橋本祥平演じる菱田春草。

歌劇「明治東亰恋伽~朧月の黒き猫~」が、本日6月2日に東京・博品館劇場にて開幕した。

現代から明治時代へタイムスリップした高校生のヒロイン・綾月芽衣と、明治の画家・菱田春草の恋を描いた乙女ゲーム「明治東亰恋伽」を原作とする本作。菱田春草の描いた絵から逃げ出した黒猫を探すため、主人公が奔走する。

開幕前には囲み取材が行われ、菱田春草役の橋本祥平、泉鏡花役の赤澤燈、川上音二郎役の遊馬晃祐、藤田五郎役の吉岡佑、小泉八雲役の汐崎アイル、チャーリー役の安里勇哉、綾月芽衣役の青木志穏、森鴎外役の荒木宏文が応じた。

記者から見どころについて尋ねられた橋本は「春草がだんだん恋に落ちていく姿を見ていただきたいです」とコメント。本作で初の主演を務めることについては「特に何もできずに自分のことで精一杯だったのですが、今日はその集大成を初日で迎えられたら」と答え、はにかんだ笑顔を見せた。

青木は「普通の女子高生だった芽衣ちゃんが、みんなと出会うことによって成長していったり、キュンキュンしたりいろんなことを感じるので、お客様も一緒に感じて楽しんでいただけたら」と落ち着いた表情で回答。荒木は「恋愛シミュレーションゲームが原作ということで、恋愛の素晴らしさを皆さんに伝えたい」と意気込み、記者たちの笑いを誘った。

出演者たちが22ものオリジナル楽曲を披露する本作。赤澤は「楽曲やダンスが素晴らしいので、そこに注目いただけると」と歌劇ならではの見どころに言及。安里も「本当に盛りだくさんなので、最初から最後まで楽しんでいただけたら」と続けた。

汐崎は、自身が演じるギリシャ生まれアイルランド育ちの小泉八雲を、アイルランド生まれ日本育ちの自分と重ね「シンパシーを感じます」と言う。「日本に来たという彼の好奇心も僕にリンクする。ワクワクした気持ちを大事に演じたい」と語り、「もののけ大好きな小泉と、やっつけてやろうという藤田との絡みをおたのしみに!」とアピールする。

荒木は「偉人を演じるというよりは、原作をリスペクトして役作りをしました」と役作りについて明かす。「設定から感じられる夢を、より鮮やかに華やかに見せられるようにしてきたので、時代のリアルを追求するのではなく『めいこい』というゲームを愛している方に楽しんでほしい」と語る。吉岡も「原作ファンの方にも、舞台ファンの方にも楽しんでいただけるように。みなさんの期待を裏切らないようにしたい」と言い、出演者たちの原作への思いの強さを感じさせた。

劇中で実際に奇術を披露する安里は「自分は明治の世界に芽衣を誘うという重要な役をしているので、観ている皆さんも実際に(明治の世界へ)連れて行くようなチャーリーでありたい」と意気込む。役者の役として女形としても登場する遊馬は、「男前の音次郎と女形、ぜひ観ていただきたい」と訴えた。

会見の後にはゲネプロを公開。舞台奥に映しだされる出演者たちによる影絵を、印象的に使用しながら物語は展開し、俳優たちが入れ代わり立ち代わり自身の役とアンサンブルの役回りをこなし、会場中を駆けめぐる。牛鍋屋・いろはのシーンでは、菱田春草(橋本祥平)と森鴎外(荒木宏文)が対決。対決するキャストは日替わりとなっているのでお楽しみに。川上音二郎(遊馬晃祐)は所々で高くジャンプをし、観客の笑いを誘っていた。

本公演は6月12日まで東京・博品館劇場にて上演。前売り券は完売しているが、当日券は全日程用意される。最終日の公演は、動画サービス「niconico」にて独占配信。ブックレットと特典映像が付属するBlu-ray / DVDは10月5日に発売される予定だ。

歌劇「明治東亰恋伽~朧月の黒き猫~」

2016年6月2日(木)~12日(日)
東京都 博品館劇場

原作:MAGES.「明治東亰恋伽」
脚本:桜木さやか
演出:吉谷光太郎

キャスト

菱田春草:橋本祥平
綾月芽衣:青木志穏
泉鏡花:赤澤燈
川上音二郎:遊馬晃祐
藤田五郎:吉岡佑
小泉八雲:汐崎アイル
チャーリー:安里勇哉
森鴎外:荒木宏文
白雪:黒瀬千鶴子

(c)歌劇「明治東亰恋伽」製作委員会 (c)MAGES./LOVE&ART

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