「ムッシュ・モウソワール 第2回来日公演『レッド・ジャケット』」が、昨日5月11日に東京・草月ホールにて開幕した。
ムッシュ・モウソワールは、
化け物に追われ、街の片隅の小屋へとたどり着いたエンジニア(
序盤の例え話では、彼らのスピード感あふれるギャグが冴えわたるほか、オラキオ伯の身体能力が試されるシーンも見どころのひとつ。また、今回がモウソワール初参加となる滝川伯と佐藤伯が怪演を披露する。
公演に先駆けて行われた囲み取材には、脚本・演出を務める西田伯、出演者の宮下伯、滝川伯、オラキオ伯、平野伯、佐藤伯が登壇した。本作の見どころについて平野伯は「『唯一、夢から持ち帰れるのは経験値だ』と西田伯から言われたことがある。舞台作品もいわば夢の一種。この作品を通して、僕らと一緒に見た風景を持ち帰ってほしい」と述べた。平野伯のコメントを受けて西田伯は「感情が動いたことを実感できる作品にしたい。感情は物質として存在しないが、この作品を観て感じた思いは本物だ、ということを経験してもらえれば」と意気込みを見せる。
佐藤伯は「(アドリブの部分も多いので)周りの役者さんの空気を感じて、場面を繋いでいく作業が大変だったが、みんなで作品を作ることの大切さを改めて実感した」と苦労を明らかにし、滝川伯は「挫折を味わった人間の思いの強さを見せたい。あとは前説にご期待ください(笑)」と、自身の役の見どころを語った。公演は5月15日まで。
※本公演の脚本・演出家名、出演者名は「伯」の敬称付きにて記載。
ムッシュ・モウソワール 第2回来日公演「レッド・ジャケット」
2016年5月11日(水)~15日(日)
東京都 草月ホール
原作:シャトナー研(「例えばなし砦」より)
脚本・演出:
出演:
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