パルコ劇場休館、「ラヴ・レターズ」に谷中敦＆斉藤由貴、青木玄徳＆遠藤久美子ら

1973年に開館し、自主プロデュース劇場の先駆けとしてさまざまな作品を上演してきた東京・パルコ劇場が、建て替えに伴い8月7日をもって休館し、43年の歴史に一旦幕を閉じる。

閉館までの期間は、「クライマックス・ステージ “シーズン2”」と題して、5月に松尾スズキ訳・ノゾエ征爾演出の「ボクの穴、彼の穴。」を、6月にG2演出の「メルシー！おもてなし～志の輔らくごMIX～」を、7月に蓬莱竜太作、栗山民也演出の「母と惑星について、および自転する女たちの記録」を、そして5・6・8月には、1990年の開幕以来、450回を超える公演数を誇る朗読劇「ラヴ・レターズ」を上演する。5月に上演される「ラヴ・レターズ ～2016 クライマックス・スペシャル～」には東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦、斉藤由貴のペアと、青木玄徳、遠藤久美子のペアが出演することも併せて発表された。ラストを飾る8月の上演には誰がキャスティングされるのか、楽しみに待とう。

なお、劇場休館中もパルコ・プロデュース公演は外部会場にて公演を継続して行う。建て替え終了後は、同地にて新生渋谷パルコとともに、新パルコ劇場として営業を再開予定。新施設の概要は続報を待とう。

※記事初出時より、タイトルを一部変更しました。