黒木瞳主演「GURUになります。」、「テレビと舞台の融合で斬新な作品に」

黒木瞳が出演する「GURUになります。～平浅子と源麗華の一週間～」が、3月11日に開幕した。

本作は、バツイチの女性・平浅子と彼女を取り巻く人物たちが繰り広げる慌ただしい1週間を描くコメディ。黒木にとって3年ぶりの舞台となり、タップダンスを披露するシーンもある。また脚本をテレビ番組「ゴッドタン」や「ウレロ」シリーズの構成を手掛けるオークラが担当、テレビ番組「しゃべくり007」の川邊昭宏が初演出に挑んでいる。

初日を終えた黒木は、「今回はテレビ界の重鎮であります、日本テレビの川邊昭宏さんに演出をお願いしまして、テレビと舞台の融合ということで、斬新で面白い舞台になったと思います」とコメント。また5年前に東日本大震災が発生した3月11日に初日を迎えたことから、「自分に出来ること、復興に向けてまだまだ私たちがやらなければいけないことがたくさんあり、忘れてはいけない日なんだと思いました」と自身の思いを語っている。

公演は東京・よみうり大手町ホールにて、3月21日まで。

黒木瞳コメント

本日は、初日の舞台を終える事ができ、誠にありがとうございました。
緊張しましたが、温かく最後までご覧いただきました事、心より感謝申し上げます。
今回はテレビ界の重鎮であります、日本テレビの川邊昭宏さんに演出をお願いしまして、
テレビと舞台の融合という事で、斬新で面白い舞台になったと思います。
5年前の3月11日、東日本大震災の日は大阪で舞台を踏んでいました。
その時、このまま舞台に立っていて良いのか、かなり悩みました。
そんな時に野田秀樹さんの、「日常の営みを消さないように、劇場の灯りも消してはいけない」という記事を読み、自分に出来ることはお客様に喜んでもらう事、そういう事をやって行かなければいけないんだと、心に刻んだのを今日思い出しました。
自分に出来る事、復興に向けてまだまだ私たちがやらなければいけない事が沢山あり、忘れてはいけない日なんだと思いました。
今回の舞台にお越し頂いたお客様には、パンフレットを無料でお配りしております。
その代わりとして、会場に設置させて頂いています募金箱に、義援金をちょっとだけ入れていただけると嬉しく思います。
千秋楽が終わりましたら、公式ホームページでおいくらをどちらにお渡ししたか、ご報告させていただきます。
初日舞台ありがとうございました！