赤い公園、「公園デビュー日」に灼熱の新宿でフリーライブ

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赤い公園が本日8月14日に東京・新宿ステーションスクエアにて、1stフルアルバム「公園デビュー」の発売記念フリーライブを敢行した。

赤い公園とは?

2010年1月に高校の軽音楽部の先輩後輩だった佐藤千明(Vo)、津野米咲(G)、藤本ひかり(B)、歌川菜穂(Dr)の4人で結成。東京・立川BABELを拠点に活動をスタートさせ、ミニアルバム「透明なのか黒なのか」でメジャーデビューを果たす。しかし津野の体調不良を受け、2012年10月より半年間活動を休止。2013年3月に活動再開を発表したのち、5月に東名阪で復活ツアーを開催し、8月に1stフルアルバム「公園デビュー」を発表した。2014年9月に亀田誠治、蔦谷好位置、嶋津央、蓮沼執太といった豪華プロデューサー陣を招いてメジャー2ndアルバム「猛烈リトミック」をリリース。この作品は「第56回日本レコード大賞」の優秀アルバム賞に選出された。2017年8月にアルバム「熱唱サマー」リリースし、同月に行ったワンマンライブを最後に佐藤が脱退。2018年2月のベストアルバム「赤飯」発売後、5月に新ボーカリストとして石野理子(ex.アイドルネッサンス)が加入。2019年8月に新体制初の音源となる配信シングル「凛々爛々」、10月に5曲入りの新作「消えない - EP」をリリース。2020年5月に現体制初のアルバム「THE PARK」を発表した。10月に津野がこの世を去り、2021年3月の発表で開催することを表明。5月に中野・中野サンプラザホールでラストライブ「赤い公園 THE LAST LIVE『THE PARK』」を行い、約12年の活動を終えた。

本日8月14日に東京・新宿ステーションスクエアで行われた赤い公園のフリーライブの様子。

本日8月14日に東京・新宿ステーションスクエアで行われた赤い公園のフリーライブの様子。

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事前に会場の場所は案内されていなかったが、噂を聞きつけたファンが早々と集結。最終的には約3500人が彼女たちのパフォーマンスを目撃することになった。開演時刻の17:00を迎えると、スピーカーからは「笑っていいとも!」のテーマ曲が大音量で流れ出す。続いて白い衣装に身を包んだ4人が定位置にスタンバイし、佐藤千明(Vo, Key)の「赤い公園です。よろしくー!」という威勢の良い挨拶が駅前一帯に響く。そして、複雑なアンサンブルを聴かせる「のぞき穴」からフリーライブは幕を開けた。

音に導かれるように人通りも増え、4人のテンションも上昇。「今更」「カウンター」といった新曲や、「娘」「塊」といった過去曲を矢継ぎ早に披露して、オーディエンスに自分たちの存在を印象付ける。ときには赤い公園独特のサウンドが蝉の声と溶け合い、昼間の新宿とは思えない不穏な空気があたりを漂った。

5曲を連続で披露したあと、佐藤は「赤い公園デビューアルバム買ってくださいー!!」「偉い人に怒られる前に帰りましょ!」と大声でアピール。4人はバンドの代表曲とも言える「ふやける」を熱演し、強烈な残響とインパクトを残して20分のステージを終えた。

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読者の反応

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あの日のゆうパラ @PYu1P45Z9MiZaBm

11年前です
赤い公園 1stアルバム『公園デビュー』
2013年8月14日リリース

赤い公園、「公園デビュー日」に灼熱の新宿でフリーライブ
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