この日のイベントはBABYMETALが6月19日にリリースしたシングル「メギツネ」のヒットを祈念して、彼女たちの守護神“キツネ様”に、愛知・豊川市の名物にしてキツネの好物・油揚げを使った「豊川いなり寿司」を奉納するというもの。CUTUP STUDIOのステージには神式の祭壇が設置されていた。
会場に詰めかけたファンの絶叫にも近い歓声に迎えられた3人は「SU-METAL DEATH!」「YUIMETAL DEATH!」「MOAMETAL DEATH!」「BABYMETAL DEATH!」とおなじみの挨拶をし、イベントの主旨を説明。BABYMETALのイメージカラーにちなんだ黒いいなり寿司が豊川市から渋谷まで人力車で運ばれる映像が流れ出すと、和装にキツネ面の男がステージに現れ、SU-METALに“今まさに”豊川市から無事到着したという、黒いいなり寿司を手渡した。
キツネ面の男の正体は嶺脇育夫タワーレコード代表取締役社長。お面を外し「社長!」コールの中「BABYMETALさんのためならどんな役目でもするし、どんなところにでも行きますよ」と語ると、フロアから喝采が巻き起こる。そしてヒット祈願の“見届け人”豊川いなり寿司のマスコットキャラクター・いなりんを迎え入れたところでイベント本編がスタート。雅楽に乗って神主が登場し、SU-METALから受け取った黒いいなり寿司を祭壇に奉納すると、会場はそれまでの盛り上がりから一転、厳粛なムードに支配される。
お祓い、祝詞、お榊の奉納など、20分近くに及ぶ本格的な神事が終わると、神主、嶺脇社長、いなりんは退場。ステージに残ったBABYMETALの3人は新曲についてコメントする。SU-METALが「女性とキツネをかけた“化ける”ことをテーマにした曲だから私も“顔で笑って心で泣いて”っていう強い女性になりたいDEATH!」と意気込みを語ると、YUIMETALは「今回はお祭りメタルなので『ソレソレソレソレ!』とか、お祭り系の掛け声が入っているので、その声とか振り付けをマネしてくれたらうれしいDEATH!」と新曲の楽しみ方をレクチャー。MOAMETALは「でも振り付けが激しすぎて、PVの撮影中に衣装が破れちゃったんDEATH」とPV制作の裏話を披露して笑いと驚きを呼んでいた。
そして観客とともに「BABYMETAL! コーン!」のコールとともに、影絵のキツネ型のメロイックサインを作った手を高々と掲げるポーズを決め「See You!」と告げたところでイベントは終了。キツネの神に豊川いなり寿司と祈りが無事捧げられた。
なおBABYMETALは本日6月23日、東京・ダイバーシティ東京 プラザ フェスティバル広場特設ステージでフリーライブを開催する。会場の特設売場にて「メギツネ」を購入すると、先着で優先エリアに入場できる整理券を手に入れられる。
BABYMETAL フリーライブ
2013年6月23日(日)東京都 ダイバーシティ東京 プラザ フェスティバル広場特設ステージ
START 18:30~
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