KREVA、500人招待ライブでDJ＆バンド充実の2セット披露

2013年3月1日 16:34 144 1 音楽ナタリー編集部

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2月27日、KREVAが東京都内のライブスペースにてスペースシャワーTV「SPACE SHOWER TV "LIVE with YOU"」の収録ライブを行った。

KREVAとは？

1976年生まれ、東京都江戸川区育ち。BY PHAR THE DOPEST、KICK THE CAN CREWでの活動を経て2004年にシングル「音色」でソロデビューを果たす。2006年2月リリースの2ndアルバム「愛・自分博」はヒップホップソロアーティストとしては初のオリコンアルバム週間ランキング初登場1位を記録し、2008年にはアジア人のヒップホップアーティストとして初めて「MTV Unplugged」に出演した。2012年9月08日に主催フェス「908 FESTIVAL」を初開催。“9月08日”は“クレバの日”と日本記念日協会に正式認定されている。さまざまなアーティストへの楽曲提供やプロデュース、映画出演など幅広い分野で活躍しており、2011年には初の著書「KREAM ルールなき世界のルールブック」を刊行。2024年にソロデビュー20周年を迎えた。4月に事務所を独立後、小林賢太郎氏を脚本・演出に迎え、“授業型エンタテインメント”「KREVA CLASS -新しいラップの教室-」を全12公演開催。6月にソロ20周年イヤー突入と同時にビルボードライブツアーを東京、大阪で開催。2025年2月には10thアルバム「Project K」を発表、3月から6月まで「BACK TO BASICS」をテーマに19都市21公演の全国ツアー「KREVA LIVE 2025『Project K Tour』」、9月8日の“クレバの日”には「908 ON THE DAY」を東京・東京ガーデンシアターにて開催。作詞、作曲、トラックメイク、ラップ、さらにはプロデュースをすべて自身で行うなど各方面で才能を発揮している。

「SPACE SHOWER TV "LIVE with YOU"」で熱いパフォーマンスを繰り広げるKREVA。［拡大］

抽選で招待された幸運なファン500人が見守る中、ライブは、熊井吾郎と2人だけのDJスタイルによる第1部「DEEP SPACE」、その後転換時間を挟んでバンドセットによる第2部「K SPACE」という2部構成で実施。KREVAは全編を通して「ストロングスタイル」「Have a nice day!」「音色」といったおなじみのナンバーのほか、「俺は Do It Like This」「調理場」「ma cherie」などライブ初披露となるアルバム「SPACE」収録曲をパフォーマンスした。

第1部は、KREVAが最前列付近の観客とハイタッチを交わすほどの至近距離でステージを展開。アッパーなナンバーを惜しげもなく連発し、キレのいいラップを放って一気に盛り上げにかかると、フロア全体の温度がみるみるうちに上昇していく。KREVAは「（このライブのパブリックビューイングが行われている）タワレコのSpace HACHIKAIで観てる人も、スペースシャワーTVを観てる人も楽しんで！音のシャワーを浴びせまくるので、ドライヤーを用意しといてね（笑）」と話して、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。

続く第2部は、バンドの奏でるイントロに乗りながらKREVAが再登場してスタート。アップライトベースやエレピなど温かい音色の楽器で彩られた曲の数々は、CDや普段のライブで聴くのとはまたひと味違う魅力を発揮していた。ここではKREVAも「みんながスペースを埋めてくれるから楽しい。このバンドメンバーでやってると楽しい。その楽しんでるところを見てほしい。楽しいところをみんなに見せられたらいいなと。ツアーもぜひ遊びに来てください！」とコメントし、2つの異なる“SPACE”を心から楽しんでいる様子を見せた。

なおこのライブの模様は3月30日（土）21:00からスペースシャワーTVにてオンエアされる。