昨日1月19日、SPEEDSTAR RECORDS設立20周年記念イベント「SPEEDSTAR RECORDS 20th Anniversary Live ~LIVE the SPEEDSTAR 20th~」の2日目の公演が東京・Zepp DiverCity TOKYOにて開催された。
3日間の公演のうち、中日にあたるこの日はSPEEDSTAR RECORDS所属のシンガーソングライターたちが集結。オープニングアクトでは
開演時刻前には、出演者の1人である
その後は、関口和之とつじあやのによる初の共演ステージ「関口和之・つじあやの&ウクレレキャラバン」が実現。ステージに勢揃いしたメンバーたちは、関口の「一番年上なので古い曲をやります」という言葉から
「必要以上の拍手と声援を!」と笑いながら登場した浜崎は、陽気な「JOY!」を皮切りにシンプルな弾き語りによるステージを披露した。「SPEEDSTARには20年くらい付き合わせてもらってて。1月30日にニューアルバム『ガチダチ』を出すんですが、これがコラボアルバムでして。その中から奥田民生さんとやった曲を……1人でやります!」と渋い雰囲気が漂う「君と僕」を歌い上げた。
「『ガチダチ』ではこのライブに出る人ともコラボしているので呼びましょうか?」という言葉にフロアは色めき立つ。その紹介でふらりとステージに現れたのは
トリを担当する斉藤も、浜崎と同じく弾き語りライブを実施。軽やかにギターを爪弾きながら「ずっと好きだった」を熱唱し、満員のフロアをたちまち笑顔にしてしまう。「20周年おめでとうございますー。99年に移籍したので所属14、15年の付き合いになるんですが、俺も今年デビュー20周年でして。今時レーベルカラーがあるのはSPEEDSTARとあといくつかくらいで。それが20年続いたのは良かった良かった」と彼らしい言葉で祝福を伝える。そして「歌うたいのバラッド」「やさしくなりたい」「月光」などのシングル曲を惜しみなく披露した。曲の合間には星野についても触れ、「彼は若いし大丈夫でしょう。SPEEDSTARを背負ってもらわなきゃいけないんで」と口にした。
アンコールを求める拍手が起こる傍らで、ステージでは次々と機材やマイクスタンドが運び込まれていく。舞台が再び明るくなると永積を筆頭に、関口、斉藤、浜崎、つじがマイクの前に並ぶ。そして永積が「スピードスターズです! 今日はみんな一杯引っ掛けて帰るんでしょ?」と「ウイスキーが、お好きでしょ」を歌い始めた。予想外のナンバーに大きなどよめきと歓声が起こり、永積が観客の反応に驚きの表情を浮かべる中でセッションは進行。永積、つじ、関口、斉藤、浜崎がマイクリレーを展開し、さらに永積が歌詞の一部を「SPEEDSTARがお好きでしょ?」と変えて歌うと大きな声援が発生した。こうして「SPEEDSTAR RECORDS 20th Anniversary Live ~LIVE the SPEEDSTAR 20th~」の2日目は、個性派シンガーソングライターたちの貴重な共演で締めくくられた。
SPEEDSTAR RECORDS 20th Anniversary Live ~LIVE the SPEEDSTAR 20th~
2013年1月19日(土)@東京都 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト
黒沼英之
01. blue
02. パラダイス
03. 心のかたち
ハナレグミ
01. 光と影
02. ハンキーパンキー
03. 明日天気になれ
04. 追憶のライラック
05. オアシス
06. PEOPLE GET READY
関口和之・つじあやの&ウクレレキャラバン
01. Ya Ya(あの時代を忘れない)
02. ウクレレキャラバンのうた
03. 口笛吹きと仔馬
04. 風になる
05. BITTER SWEET SAMBA
浜崎貴司
01. JOY!
02. ドマナツ
03. 君と僕
04. デタラメ
05. オリオン通り
06. 幸せであるように
斉藤和義
01. ずっと好きだった
02. メトロに乗って
03. ウサギとカメ
04. 歌うたいのバラッド
05. I Love Me
06. やさしくなりたい
07. 月光
アンコールセッション
01. ウイスキーが、お好きでしょ
リンク
- スピードスターレコーズ | SPEEDSTAR RECORDS
- SPEEDSTAR RECORDS 20th Anniversary Website
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
音楽ナタリー @natalie_mu
和義、関口、つじ、永積、浜崎があの名曲でマイクリレー http://t.co/dx06kbHj