[UA] 恋愛映画に書き下ろしの新曲を提供
2007年3月13日 22:48
「赤い文化住宅の初子」は松田洋子の同名漫画を原作にした純情恋愛ストーリー。貧しく薄幸な少女・初子が、ただひとつの儚い“恋”を支えに生きる姿が描かれている。UAはこの作品を観て自ら新曲「Moor」の歌詞を書き下ろした。物語のエンディングで流れるこの曲は、切ない初子の物語をいとおしむようなナンバーだ。
監督のタナダユキはこれまで、フォークシンガー高田渡のドキュメンタリー「タカダワタル的」の監督、現在上映中の映画「さくらん」の脚本、そして杉作J太郎監督作「怪奇!!幽霊スナック殴り込み!」の主演女優を務めた、日本映画界で最も期待される若手監督の1人だ。音楽はパラダイス・ガラージこと豊田道倫が担当。豊田にとって映画音楽の制作は今回が初体験ととなり、いったいどんなサウンドに仕上がるのか興味深い。音楽ファンはこちらにも注目しておこう。
UAは5月2日に「踊る鳥と金の雨」以来3年ぶりのシングル「黄金の緑/Love scene」を発売することが決定している。今回発表された「Moor」は今のところリリースなどは未定だが、ハイペースで新曲の話題が出てくるのはファンには嬉しいかぎり。CD化の情報に期待しよう。
●UA「黄金の緑/Love scene」
2007年5月2日発売
CD 1260円 VICL-36216
SPEEDSTAR RECORDS
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