Amazon Music UnlimitedとAudibleの新サービス発表会が昨日6月25日に東京都内で行われ、
Amazonスタジオの魅力をリーダーズが熱弁
Amazon Music Unlimitedでは会員を対象に、Audibleのカタログから毎月1冊のオーディオブックをサブスクリプションの一環として楽しめるサービスを開始。再生するオーディオブックは90万作品以上のラインナップから任意で選ぶことができる。新しい学校のリーダーズは2022年にAmazon Music限定の配信シングル「BABY」をリリースしており、安田はAudibleにて配信中の湊かなえ「夜行観覧車」のオーディオブックで朗読を担当。平野はAudibleで最初に配信されたのちに書籍化される“オーディオファースト作品”として小説「息吹」を執筆するなど、Amazon MusicやAudibleと縁の深いゲストたちがこの日の会見に集結。トークセッションではそれぞれのコンテンツや音声配信サービスの未来などについて語り合った。
新しい学校のリーダーズの楽曲「BABY」は東京・渋谷にあるAmazon Music Studio Tokyoでレコーディングが行われたとのこと。そのときの思い出をSUZUKAは「ホントに素敵なスタジオの雰囲気に持っていかれて歌を録れたなと。またレコーディングしたいです」と振り返り、先日自身のコンテンツを同スタジオで収録したという平野も「雰囲気がすごくよくて。僕はしゃべるだけで歌ってはいないですけど(笑)、すごく気分よく収録させてもらいました」と語ると、安田は「うらやましいですね、僕は行ってないので(笑)」と2組をうらやんだ。
そんな安田は自身が朗読した「夜行観覧車」のレビューに目を通したとのこと。「『安田さんがアイドルの仕事をしているのは知っていたけれど、アイドルよりAudibleが合ってるんじゃないか』というレビューを見まして(笑)。そんなふうにおっしゃっていただけたのはハッピーな出来事でした」と喜び、「聞き手の方々はどんなことを想像しながら聞かれるのかな、と考えていました。耳元でささやくことはなかなか人生でできることではないので、幸せだなと思いながら収録させてもらいました」と振り返った。
音声コンテンツの魅力は「振動を得ることで感情が乗る」
オーディオコンテンツがもたらす経験の魅力を尋ねられると、安田は「活字ではない情報が耳から入ってきて、いろんな感受性を引っ張り出されるのが推しポイントですよね。僕自身も五感や六感を使っていく中で耳というのは頼りにしています。心を揺さぶられる瞬間、相手に気持ちを伝えるときにも、空気の振動を得ることで感情が乗ってきますし」と熱く語る。平野は小説家としての視点から「朗読は『リズムに乗せられていく』という面で活字を読むことよりも強いんじゃないかと。あとは“ながら”ができるのはいいですよね。本を集中して読む時間がなくて文学作品などから遠ざかってしまう人も“聞きながら”ができますし」と分析した。
一方Amazon Musicの持つ可能性に話が及ぶと、MIZYUは「作品を配信でお届けすることができるのは、つながるきっかけになることだなと思っています。今では当たり前かもしれないけど、素晴らしく大事なことだなと感じます」、SUZUKAは「『青春日本代表』として世界の皆さんに届けたい。そういう部分でAmazonさんに協力していただいてるのは本当に感謝でございます」と話す。またそれぞれの音声コンテンツライフの楽しみ方について、RINは「だんだんと物語の世界に没入して睡眠に入る……みたいなメディテーションで、人生をより豊かにしたいです」、KANONは「私たちは世界に行く機会が多いので『移動時間は何しようかな』と思うことが多いんですが、本を耳で聴くことで世界がさらに豊かになりそう。ファンの人と同じ本をシェアできたりしたら楽しそうです」と活用法を語った。
浅野 智哉 @asnhpy
振動を得ることで感情が乗る。 https://t.co/qZVXD6irQc