ファンの熱い歓声が響き渡る中、各メンバーカラーをあしらった新衣装に身を包んだメンバーたちがステージに登場し、「ディスコ・カーニバル」「求めよ…運命の旅人算」を立て続けにパフォーマンス。MCではメンバーが中国語で自己紹介を行い、台北公演が実現した喜びを口々に伝えた。
「Go City Go」では、江口紗耶が一句を披露するパートにて「キャリーバッグ ガラゴロ行く春 台北駅」とアレンジ。また「ニッポンノD・N・A!」のコール&レスポンスでは、前田こころが「みんなに伝えたいことがあるのー!」と呼びかけると、メンバー全員で「我愛你」と現地ファンへの感謝を全力で届けるなど、台北公演ならではの演出も織り交ぜられた。
およそ100分に及ぶ本編が終了しメンバーがステージを後にすると、会場にはファンからのサプライズとして「夢さえ描けない夜空には」の大合唱が響き渡る。思わぬアンコールに応える形でメンバーたちが再び登場すると、客席には「THANK YOOOOOU FOR COMING TO TAIWAN」と書かれたメッセージカードを掲げるファンの姿が広がり、喜びのあまり涙を浮かべるメンバーの姿も見られた。
終演後、グループ卒業を控える島倉りかは「卒業前に海外公演ができて本当にうれしいです。国境を超えてたくさんのファンの方にお会いできました。会いに来てくれて本当にありがとうございます。個人的にもずっと台北に行ってみたかったので、メンバーとライブやイベントはもちろん、観光やグルメも楽しむことができて幸せでした。皆さんの温かい優しさを感じる2日間でした」と感謝の思いをコメント。平井美葉は、「前日のカフェイベントにたくさん参加いただけてうれしかったです。なにより『また明日!』と声をかけていただけてライブへの活力になりました」と前日に台湾のカフェ・羊毛與花・光點で行われたイベントに言及しつつ、「ライブのアンコールで現地のファンの方が企画してくれたサプライズにすごく感動し涙があふれました。これからもっともっと幸せな出来事を私たちからも皆さんと共有したいと改めて思いました。台北公演はもちろん、海外公演ができるように実力をビヨーンと伸ばしていきたいなと思います。我愛你! 下次見!」とコメントし、さらなる成長への意欲をにじませた。
NEMO @mtokj307
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