STARTO ENTERTAINMENTからの独立を発表した
18年間のすべてを詰め込んだ集大成のステージ
中山は2009年に中山優馬 w/B.I.Shadowの一員としてCDデビュー。2010年3月に山田、知念とNYCを結成し、「NHK紅白歌合戦」にも出場を果たした。その後はソロでの音楽活動と並行し、俳優としても活躍してきた。昨年8月、30代を迎えたことを機に「表現者として更なる高みを目指す為、敢えて厳しい環境に身を置き、新しい挑戦をしてみたい」として今年1月いっぱいでのSTARTO社からの独立を発表した。
今回行われている独立前最後のライブツアーは1月12日と13日に大阪・森ノ宮ピロティホール、1月28日と29日に神奈川県民ホール、1月31日に大阪・グランキューブ大阪で開催。中山が“師匠”と崇める屋良朝幸による総合演出と振付で、在籍した18年間のすべてを詰め込んだ集大成的なステージを繰り広げている。
「またお二人と一緒に」中山の言葉に「解散してないから!」
山田と知念が登場したのはライブ中盤のゲストコーナー。2人が登場すると会場内からはすさまじい大歓声が沸き起こり、ステージに立つ中山も「夢じゃないです、今この瞬間!」とファンとともに興奮を分かち合う。ひさびさのパフォーマンスに3人は照れ笑いも浮かべつつ、NYC boysの「NYC」、そして「よく遊びよく学べ」を披露。観客たちも完璧な振付を踊って3人のパフォーマンスに応えた。
歌い終えた3人はしばしのトークを展開する。知念が「12年ぶり? (当時は)ギリ10代くらい?」と再集結までのブランクに触れると、中山は今回の共演が実現した経緯を「去年JUMPのライブに行かせてもらって。そのとき『顔出すよ』と言ってもらえて」と振り返るが、山田は「直前までどうしようって悩んでて……(笑)」ととぼけてみせてファンの笑いを誘った。
その後3人はNYC時代に出演したイベントや「NHK紅白歌合戦」の出場者発表会見、ミュージックビデオ撮影時のエピソードなどを楽しげに語り合い、懐かしいワードの数々に観客からは歓声が起こる。途中には客席にtimeleszの佐藤勝利と松島聡が見学で訪れていることを中山が紹介するが、山田は「一番うるさいやついないの? いないようじゃ無理か(笑)」と不在の菊池風磨を“菊池風磨構文”でイジって爆笑を誘った。
中山から独立を決めたことを打ち明けられたときの様子も明かした山田は「びっくりしたけど、こういう時代ですから。これからもたくさんの皆さんにエンタテインメントを届けてほしい」とエールを送る。中山も「NYCに感謝しているんです」と2人への思いを明かし、「またお二人と一緒にできるように」と願う。知念は「(NYCは)解散してないから!(笑)」、山田は「ずっと宙ぶらりんのままでいるからね(笑)」と再びの共演への期待を高め、ステージをあとにした。
「これからも自分の目指す道を表現」新たな道への誓い
今回のライブで中山はソロデビュー曲「Missing Piece」から、最新作「GOOD VIBES」の収録曲までこれまでのキャリアを総括する全24曲のステージを展開。後輩にあたる関西ジュニアの中川惺太(
MCで中山は「あまり音楽活動をやってこなくて皆さんをお待たせしまして。『またすぐ会いましょう』と言ってから8年空いて……(笑)」と、近年ライブの回数が減っていたことをファンに謝罪。しかし「またこの景色を味わうことができて幸せです。また皆さんが『行ってみたいな』と思えるような作品を作り続けたいです」と音楽に対する意欲をあらわにし、「自分の人生の多くを表現の場に費やすことができて幸せです。これからも自分の目指す道を表現できるようにがんばります。また会いましょう!」と独立後のさらなる活躍と再会を誓い、ライブを締めくくった。
ジャニーズ出演情報 @13xIvlK6CP1hvqe
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