初の人見記念講堂ライブ
ハナレグミが人見記念講堂でライブの行うのはこの日が初めて。定刻を迎えるとサポートメンバーの石井マサユキ(G)、YOSSY(Key)、伊藤大地(Dr)、真船勝博(B)、武嶋聡(Sax)、類家心平(Tp)がステージに現れてセッティングを始める。徐々に会場が暗転していくとハナレグミ・永積崇が登場。ライブは、アカペラによる「Wide Eyed(Introduction)」で静粛に幕を開けた。2曲目の「Blue Daisy」のパフォーマンスを終えた永積は「この会場いいな、きっと」と序盤で得た手応えをつぶやく。「モーニング・ニュース」を颯爽と届けたのち、アコースティックギターを手にした彼は「レター」を歌唱。ゆったりとしたサウンドに乗って、伸びやかな歌声が天井の高い会場いっぱいに広がっていった。
幻想的なライトがステージを照らす中、ミディアムナンバー「MY夢中」をメロウに歌い上げた永積は、福島県まで小泉今日子のツアーを観に行ったというエピソードを話すと、小泉に提供した楽曲「きのみ」をアコギの弾き語りで披露。目の前の“君”に直接語りかけるような親密な歌唱にステージと客席の距離がぐっと縮まる。弾き語りでスタートした「ハンキーパンキー」では、永積のボーカルにそっと寄り添うかのようにバンドが静かに音を重ねていく。「家族の風景」のイントロが鳴り響くと客席から拍手が沸き起こり、演奏が進むにつれて温かでノスタルジックな雰囲気が場内を満たしていった。
真冬の東京に描かれた常夏のサウンドスケープ
「ビッグスマイルズ」を歌唱すると永積はゲストの
「独自のLIFE」を快活に歌い上げた永積は、続けて
iriと「おあいこ」をデュエット
アンコールの声に応えて永積がステージに登場し、再びゲストのiriを呼び込む。ここで披露されたのは2人ともに親交がある
ハナレグミは7月から8月にかけて全国7都市を回るツアーを行う。
セットリスト
ハナレグミ「ホールでGOOD DAY」2024年12月22日 昭和女子大学人見記念講堂
01. Wide Eyed(Introduction)
02. Blue Daisy
03. モーニング・ニュース
04. レター
05. チキンカチャトラ
06. MY夢中
07. きのみ
08. ハンキーパンキー
09. 家族の風景
10. ビッグスマイルズ
11. 雨上がりのGood Day(feat. iri)
12. 太陽の月
13. オリビアを聴きながら
14. オアシス
15. 独自のLIFE
16. どこでもとわ
17. あいまいにあまい愛のまにまに
18. Wide Eyed World
<アンコール>
19. おあいこ with iri
20. Quiet Light
21. 深呼吸
ハナレグミ2025ツアー
2025年7月25日(金)福岡県 Zepp Fukuoka
2025年7月31日(木)愛知県 Zepp Nagoya
2025年8月1日(金)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2025年8月3日(日)広島県 BLUE LIVE HIROSHIMA
2025年8月6日(水)東京都 Zepp DiverCity(TOKYO)
2025年8月10日(日)宮城県 SENDAI GIGS
2025年8月30日(土)北海道 Zepp Sapporo
宵待ステーション @yoimachi_st352
【ライブレポート】ハナレグミ年末ホールワンマンが終幕、iriとのエモーショナルなデュエットも https://t.co/xmrWMmNX31