King & Prince高橋海人がテレ東ドラマで初主演、1995年の渋谷を駆け抜ける高校生に

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高橋海人King & Prince)が、テレ東の開局60周年を記念して制作される連続ドラマ「95」で主演を務める。

高橋海人(King & Prince) (c)「95」製作委員会

高橋海人(King & Prince) (c)「95」製作委員会

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「95」はミステリー小説「イノセント・デイズ」で第68回日本推理作家協会賞を受賞した早見和真による同名の青春小説を原作としたドラマ。高校生たちが大人の作った社会の仕組みに抗い、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜ける熱い物語が描かれる。

高橋はテレ東のドラマに出演するのも主演を務めるのもこれが初となる。そんな彼が演じるのは、通称Qと呼ばれる高校生・広重秋久(ひろしげあきひさ)。阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生した1995年に、ただひたすらに生き、仲間とともに青春を謳歌した高校生に扮する。高橋は視聴者に向けて「95年を知っている方たちはもちろん、年代問わず、僕と同世代の方や学生の方にもみてほしいなと思います」とコメントしている。

「95」の脚本は、映画「桐島、部活やめるってよ」で第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平、監督は映画「女子高生に殺されたい」などで知られる城定秀夫が担当。本作では1995年頃に流行したものや当時の世界観が再現され、“チーマー”と呼ばれた不良集団が登場する。高橋はチーマーたちとのケンカシーンのために、クランクイン前からアクション練習を重ねてから撮影に臨んだ。

「95」は4月期のドラマプレミア23枠で放送される。

※高橋海人の「高」ははしご高が正式表記。

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高橋海人(King & Prince)コメント

「95」の出演オファーを受けたときや、原作小説や台本を読んだ感想

オファーをいただいた時は、シンプルにやってみたいという感覚でした。最初にプロットを読んだ時に、あまりこういう作品ってないよなと思いましたし、内容もとがっていて周りに媚びていない感じがあり、分かりやすく説明するのではなく、心で感じてもらうような作品になるんだろうなと思いました。

自身が演じる広重秋久の印象

秋久は、同級生の中でもカリスマ的存在の翔太郎をはじめ、かっこいい仲間たちに囲まれて過ごすことになりますが、僕もすごくかっこいいメンバーに囲まれて今まで生きてきたので、みんなと同等になれるように頑張って立ち向かっていく感じが自分と似ているなと思います。でも、もし何か違う時があったらその時は自分の意志はちゃんと持っていないとなっていうところとか、嘘をつかずちゃんと自分の核を持っているところがきっと秋久の魅力的なところで、素敵だなと憧れもあります。演じていてとても楽しいです。

撮影現場の雰囲気

撮影現場もとても楽しいです。実際に現場に入って演じてみて、何回も台本を読んでいくと、当初イメージしていた秋久とは違う秋久がどんどん出てくるんです。それをスタッフの皆さんと話し合いをして、構築していっています。共演者の皆さんとも、チームでいる時とかは「ここ俺こういくわ」っていうのがあったり、察したりだとか、本当のチーム感があっていいなと思っています。結構わいわい・ほのぼのしているのですが、“まじでぶつかるシーン”とかは、怪我のないように、どうやったらかっこよくみえるかをみんなで話し合いながらストイックに集中してやっているので、すごく充実しています。

今後の撮影への意気込み

最初にお話しをいただいた時から、僕自身「やりたいからやる」という思いで、僕以外の皆さんもたぶん「出たいから出る」と思ってくださっているでしょうし、本当にいいものを作りたいと思って集まっている皆さんなので、その気持ちのまま最後まで駆け抜けたいです。とにかく秋久を丁寧に丁寧に演じて、かっこいい人になれるように頑張りたいなと思います。

視聴者へのメッセージ

今の時代、衝動的に体が先に動いてしまったり、心からぶつかりにいこうと思うことだったり、そんな気持ちからどんどん遠ざかっていると思うんです。便利なものが増えていくぶん、そこに頼ってしまうし。だからこそ、95年の気持ちでどんどん突き進んでいく登場人物たちを見ると、気づかされることだとか、自分にあらためて問いただすこととかが、毎話感じられるような熱い作品だと思うので、95年を知っている方たちはもちろん、年代問わず、僕と同世代の方や学生の方にもみてほしいなと思います。

原作者・早見和真 コメント

その年は、阪神・淡路大震災があり、地下鉄サリン事件がありました。「ウィンドウズ95」が
発売され、若者たちがうっすらとノストラダムスの大予言を信じていました。そんな1995年に、
渋谷という街を生きた高校生の物語です。若い読者に「本当にこんな時代があったんですか?」と、
何度も尋ねられました。この作品を熱烈に愛してくれるのも、意外にも95年生まれ前後の若者に
多いです。 『95』はとても大切な作品です。その大切という思いを、熱を、城定監督をはじめとするスタッフの、高橋海人さんを中心としたキャストの、そして視聴者のみなさまと共有できれば、
こんなに嬉しいことはありません。

プロデューサー・倉地雄大 コメント

外出することも、人と会うことも自粛が求められていた3年前に、僕は早見先生の原作小説に出会いました。迸るエネルギーで常に何かに全力でぶつかり続けるQや翔、マルコ、レオ、ドヨンたちに、心抉られたのを今でも覚えています。その勢いのままに企画書を書き、唯一無二のセリフを書く喜安さんに原作を送り、映画を拝見し一方的に憧れていた城定監督にいきなり連絡をしてお願いしました。そして主演は、人を惹きつける魅力を持ち、見ているこちらの心を動かすお芝居を自然とできる高橋海人さん。最初にオファーしてから約1年弱切望し続け、今回ご縁をいただきました。何度も何度も台本を読み返し、「秋久はこうですかね?」「こう演じたいのですがどう思います?」と、常に溢れるエネルギーで真っ直ぐ秋久を模索し続ける高橋さんが、僕はもう秋久にしか見えません。喜怒哀楽いろんな顔をみせる秋久を高橋さんが演じ、そしてドラマ「95」の中心にいて頂けることがどんなにありがたいことか…。どのシーン、どのカットを撮影していても、何よりも強く感じています。
「ウソでもいいから今が一番幸せだって笑ってられる人間になってようぜ」
この時代だからこそ、彼らが紡いだ物語が誰かの心に届くと信じています!危うさと青春とが絶妙なバランスで両立している彼らやこの作品を、ぜひ応援していただけると嬉しいです!

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