8月1日発売の「恋に落ちた瞬間」には「アイドルグラビアの王道」をテーマにパラオとグアムで撮影された写真をたっぷりと掲載。このテーマへの思いを聞くと、田村は「アイドルとしてもう5年ぐらいやらせていただいて。24歳でこの写真集を出させていただくということもあって、王道と言うにはいいタイミングなのかなと思ったので、(このテーマで撮影できて)うれしかったです」と語る。坂道グループメンバーの写真集恒例、秋元康の帯コメントについては「ファンの方がこう感じてくれるんだろうな、という言葉が詰まっていると感じました」と笑顔を見せた。
田村がこだわった写真の1つとして挙げたのは、グアムの広大な大地を背にした夕暮れどきのショット。グアムでは建物の壁やスーパーマーケットなど、人工的な物と写るカットもお気に入りだったが、自然豊かな場所でも撮影したいと自ら希望したという。これらの写真で彼女は、普段のかわいらしいイメージとは少し異なる、大人びた雰囲気を醸し出している。また田村は今回の写真集で水着とランジェリーでの撮影に初挑戦。体を少し調整したうえで当日に臨んだという彼女は「最初はすごく恥ずかしかったんですけど、最終的には自然な笑顔ができたと思うし、大人っぽかったり、いたずらっ子みたいだったり、自分でも見たことのない表情がたくさん出ました」とその時間を振り返る。写真集撮影を経て改めて気付いた自身のチャームポイントを問うと、「アンニュイな表情」と「背中のライン」を挙げた。
そんな本書を作り上げるうえで、田村は同期の賀喜遥香にさまざまなことを相談。4期生で初めてソロ写真集を発売した賀喜からアドバイスをもらったという。「頼れるのは本当にありがたかったです」と賀喜への信頼を覗かせた田村。日々公開されてきた先行カットについて、賀喜から「めっちゃかわいい!」とたびたび連絡が来ると、彼女はうれしそうに明かした。
1、2期生が全員卒業し、新体制となった乃木坂46。4期生は、年長組の3期生と、末っ子の5期生に挟まれる立場となった。田村はグループの変化について「アイドルは卒業が伴うもので、それもある意味醍醐味でもあるというか。雰囲気は少しずつ変わっていくけれど、今の乃木坂46も素敵だよっていうのを伝えていけるように努力しなきゃと思います」と思いを語る。学生時代はソフトボール部に所属し、1、2期生の先輩から「体育会系だよね」と評されてきた田村は、自身の先輩としての立ち居振る舞いについて「“先輩能力”が低くて、5期生メンバーにも同期感覚でしゃべっちゃうんです。でも、こういう先輩が1人いてもいいのかなって思ってます。気を使わずにしゃべってくれる子が増えてきたので」と分析した。
乃木坂46は現在、夏の全国ツアー中。ツアーの所感を聞くと、田村は「次のシングルでセンターを務める井上和が中心になる場面が多くなったりとか、また新しいイメージの乃木坂46が始まるなあと感じてます」とコメントした。全国ツアー開催、そして写真集発売を踏まえて、「どんな夏にしたい?」という質問に、「4期生から卒業生が2名出たりだとか、本当にグループの色が変わってきているので、ここで踏ん張って、いろんな魅力を出していきたいです。今までの夏よりもっと熱い夏にできたらいいなと思います」と意気込んだ彼女は、最後にファンへ向け「わがままをたくさん詰め込ませていただきました。私自身も見てもらいたいですし、海などの風景もすごくきれいなので、この1冊で夏を感じていただけたらと思います」と写真集をアピールした。
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乃木坂46好き @N46lovers
乃木坂46田村真佑が賀喜遥香に写真集の相談、体育会系で真ん中っ子の“先輩・後輩観”(撮り下ろし写真7枚) https://t.co/2gOxYxD4cW